このブログを読んでいただいている方の中には、私の経験を参考にしてくれている人もいらっしゃるようですので、今回の出産体験を少しメモしておこうと思います。ちょっとパーソナルなこともありますが、今回は情報があまりない中で貴重な経験もさせてもらったので、知らない人でも困っている人が、ウエブで検索して見つけてくださると幸いです。
今回妊娠したときから、おそらく女の子だろうと思い込んでいたのもあって、迷わず日本で出産してみたいと思っていたのですが、男の子だと判明してからは悩んでことがありました。夫は典型的なアメリカ人(?)で、自分もやってるし自分の子供にももちろん「割礼」をしたいと言っていました。夫は宗教深いわけではないのですが、やっぱりキリスト教の影響と、ユダヤ教に改心した母親の影響があって、割礼はしなければいけない、とかなり強く思っていたようです。日本では割礼は一般的ではない、そして割礼は、新生児のうちにやるべきなので、日本での出産は無理だなあと思いました。
話は少しそれますが、第一子を普通の大病院で出産しました。それで後悔もないし、いやな思いをしたわけでもないのですが、モニターに囲まれて、「医療処置」の一環として出産させられた、という感じもあったので、今回はもう少し自然な出産がいいなと考えていました。また、自然な出産・育児の一環として、「母乳・母子同室・立会い出産」を勧めているところがいいと決めていました。
そこで、昨年10月に日本に来たとき、それらのキーワードで探したら、丁度実家の隣の市にこの3つを満たしている助産院があったので、そこに行って見ました。別に産婦人科でも良かったのですが、実家の周りでこの条件を満たしているところはこの助産院しかありませんでした。
ちなみに、日本の病院では、1日目は母体を休めるために赤ちゃんを新生児室に連れて行ってしまうところが多いようですが、私は一人目の子のときに、一緒にいないと不安だったのと、母乳育児を成功させるためには、最初から赤ちゃんと一緒に過ごしたほうがいいと実感していたので、別室に強制的にされるのはどうしてもいやでした。ちなみにアメリカの病院では、別室でも同室でも、自分で選べます。疲れたら好きなときに新生児室に連れて行って面倒を見てもらうこともできるし、私のように赤ちゃんと一緒にいたい人は、自分の部屋でずっと一緒にいてもいいのです。
それと、立会いはアメリカでは当然ですが、日本ではまだまだ少ないようです。夫は最初の時は立会いは怖い(?)のか嫌みたいな話をしていましたが、結局立ち会うと決めて、立ち会って、とても感動したようです。立ち会うと、やっぱり父親としての実感もわくようです。なので、日本で出産する場合も、夫には立会いをしてもらいたいと思っていました。
自宅で助産師さんに来てもらって出産する人もいるようですが、私は出産という非日常的なことと、あまり日常生活と一緒にしてしまうのは遠慮したかったので、やっぱり分娩・入院は病院なり助産院なりでしたいと思いました。
さて、アメリカで男の子ということが判明してから、かの助産院に、割礼をしてくれる病院が近くにないかと問い合わせたのですが、返答なし。これで、やっぱり日本での出産はやめたほうがいいなと思い、アメリカにいることにしました。アメリカでは今回も、大病院付属の産婦人科に通っていたのですが、アメリカの家の近くにも助産院があることを発見して、そこで出産してもいいなと考えていました。助産院は、どこでも、概ね私の理想の出産・育児を推進しているようでしたので、アメリカでもいいかなと思っていました。
でも、そんな時3月に会社で十数年に一度の一大イベントがあり、出張で日本に来ないかといわれまして、この時期にどうせ日本に帰るならやっぱり日本でも出産してみたかったから、割礼のことは何とかしてみようと思ってもう一度調べなおしたところ、東京では間違いなくやってくれる病院があるようでした。生まれてからどうせアメリカ大使館に出生届出しに東京に行かなければならないし、それならついでに東京の病院で割礼だけやってもらってもなんとかなるのではないか、と思いました。決めた病院に電話して聞くと、別の病院で出産しても、ちゃんとやってもらえるようなので、やっぱり日本で出産することにしました。
つづく・・・
今回妊娠したときから、おそらく女の子だろうと思い込んでいたのもあって、迷わず日本で出産してみたいと思っていたのですが、男の子だと判明してからは悩んでことがありました。夫は典型的なアメリカ人(?)で、自分もやってるし自分の子供にももちろん「割礼」をしたいと言っていました。夫は宗教深いわけではないのですが、やっぱりキリスト教の影響と、ユダヤ教に改心した母親の影響があって、割礼はしなければいけない、とかなり強く思っていたようです。日本では割礼は一般的ではない、そして割礼は、新生児のうちにやるべきなので、日本での出産は無理だなあと思いました。
話は少しそれますが、第一子を普通の大病院で出産しました。それで後悔もないし、いやな思いをしたわけでもないのですが、モニターに囲まれて、「医療処置」の一環として出産させられた、という感じもあったので、今回はもう少し自然な出産がいいなと考えていました。また、自然な出産・育児の一環として、「母乳・母子同室・立会い出産」を勧めているところがいいと決めていました。
そこで、昨年10月に日本に来たとき、それらのキーワードで探したら、丁度実家の隣の市にこの3つを満たしている助産院があったので、そこに行って見ました。別に産婦人科でも良かったのですが、実家の周りでこの条件を満たしているところはこの助産院しかありませんでした。
ちなみに、日本の病院では、1日目は母体を休めるために赤ちゃんを新生児室に連れて行ってしまうところが多いようですが、私は一人目の子のときに、一緒にいないと不安だったのと、母乳育児を成功させるためには、最初から赤ちゃんと一緒に過ごしたほうがいいと実感していたので、別室に強制的にされるのはどうしてもいやでした。ちなみにアメリカの病院では、別室でも同室でも、自分で選べます。疲れたら好きなときに新生児室に連れて行って面倒を見てもらうこともできるし、私のように赤ちゃんと一緒にいたい人は、自分の部屋でずっと一緒にいてもいいのです。
それと、立会いはアメリカでは当然ですが、日本ではまだまだ少ないようです。夫は最初の時は立会いは怖い(?)のか嫌みたいな話をしていましたが、結局立ち会うと決めて、立ち会って、とても感動したようです。立ち会うと、やっぱり父親としての実感もわくようです。なので、日本で出産する場合も、夫には立会いをしてもらいたいと思っていました。
自宅で助産師さんに来てもらって出産する人もいるようですが、私は出産という非日常的なことと、あまり日常生活と一緒にしてしまうのは遠慮したかったので、やっぱり分娩・入院は病院なり助産院なりでしたいと思いました。
さて、アメリカで男の子ということが判明してから、かの助産院に、割礼をしてくれる病院が近くにないかと問い合わせたのですが、返答なし。これで、やっぱり日本での出産はやめたほうがいいなと思い、アメリカにいることにしました。アメリカでは今回も、大病院付属の産婦人科に通っていたのですが、アメリカの家の近くにも助産院があることを発見して、そこで出産してもいいなと考えていました。助産院は、どこでも、概ね私の理想の出産・育児を推進しているようでしたので、アメリカでもいいかなと思っていました。
でも、そんな時3月に会社で十数年に一度の一大イベントがあり、出張で日本に来ないかといわれまして、この時期にどうせ日本に帰るならやっぱり日本でも出産してみたかったから、割礼のことは何とかしてみようと思ってもう一度調べなおしたところ、東京では間違いなくやってくれる病院があるようでした。生まれてからどうせアメリカ大使館に出生届出しに東京に行かなければならないし、それならついでに東京の病院で割礼だけやってもらってもなんとかなるのではないか、と思いました。決めた病院に電話して聞くと、別の病院で出産しても、ちゃんとやってもらえるようなので、やっぱり日本で出産することにしました。
つづく・・・