晴れ、気温27℃、戦災に会わず古い街並みが残る世界遺産「古都ホイアン」は歴史地区にある施設への入場券（5施設分120Ｋドン）が必要です。
この街並みにはたくさんの観光客で賑わっていて、特に日本橋の周辺では溢れかえっていました。
昼も雰囲気はありますが、夜になると街路にはランタンの明かりが灯り、より美しい街になります。
トゥボン川の中州（アンホイ島）へ渡るとたくさんの民芸品の屋台が立ち並び、ランタン（中サイズ1個80ｋドン位）を売る店も店開きします。
川には風物の灯籠流しがいくつも浮かんでゆっくりと流れていきます。
S.キューブリック監督の映画「フルメタル・ジャケット」の舞台、フエ市街地。
世界遺産「グエン朝王宮」近くでタクシーを解放（3時間ほどで600Ｋドンと良心的でした）し、王宮内観光へ。
正門前のフラッグタワーに入場して見たかったけれど、閉鎖されていました。
王宮内はベトナム戦争以前のフランスとのインドシナ戦争でも破壊されていて、一部修復されていますが、全体的に廃墟の印象でした。
雨降り止まず、時に風も吹き、気温21℃の悪コンデションのためやむなく早々に引き上げ、BAR DMZでビールをダラダラ飲み始め早めの夕食にしました。
出口付近から戦争博物館までシクロに乗ったのですが、めちゃくちゃボラレました。（失敗）
夜半からのまともな雨と風で21℃と寒い、のんびり観光はむりそうで急遽ホテルからタクシーチャーターでチャチャっと観光に切り替えた。
まずは2代皇帝ミンマン帝陵入り口にてこれから巡る史跡4か所の入場料を360ｋドンで購入。
ミンマン帝陵は中国風建物で敷地はそれほど広くなく、落ち着いた雰囲気の印象でした。チャチャっと。
12代皇帝カイディン帝陵もそれほど広くないものの、外観は洋風っぽくアプローチには従者の銅像が建ち並び、廟内はモザイクや象嵌風の派手な大理石で作られていて独特な雰囲気に感じました。チャチャっと。
4代皇帝トゥドゥック帝陵は入り口からのアプローチが長く、広い池のある庭園を備えて広く、贅沢な作りになっていた。チャチャっと。
他の歴代皇帝陵は戦争被害が大きく、ほとんど訪問されないようだ。
途中の土産物店でミネラルウォーターを買ったのですが、開いた財布の中から高額紙幣を抜き取られました。（失敗）
快晴31℃、ダナンのシンボル「ドラゴンブリッジ」、戦争モニュメントなどを覗きながらウォーキング。
彫刻美術館（60Kドン）にはスレンダーながらもセクシーで手の表現が特徴的な仏像に人だかり、一見千手観音風に見えるレリーフは実は腕が何本もあるのではなく、手の動作をストップモーションで表現しているようです。
ほかにも年代別に土器、彫刻類など多数展示していて興味深く鑑賞出来ました。
