フェリー乗り場がある宮島口からは、広島電鉄で原爆ドーム前駅まで向かいました。
原爆ドームの周りには、案内ガイドとともに修学旅行のグループがたくさんいました。
爆心に近く、爆風、熱風で大勢の人が亡くなっていた川に架かる相生橋(独特なT字型形状)を渡って平和記念公園(違和感ありますが名勝と刻まれていました)に入り、対岸からドームを見つつ歩いていたら、折り鶴に囲まれた「原爆の子の像」では、小学生のグループが平和の歌(曲名は分かりませんが美しい歌です)を合唱していて歌い終わるまで聞いていました。
埴輪の家型をデザインしたらしい慰霊碑に手を合わせてから平和記念資料館に入館しました。
現在、本館は改修工事中で、先月4月にリニューアルオープンした別館(東館)です。
入り口すぐに、CGで再現された原爆投下前後の広島市街地のバーチャル映像は真に迫りました。
館内では、中学生たちがノート片手に課題学習らしく熱心に見て回っていました。
地下1階には、昨年5月に来日したオバマ米大統領から贈られた折鶴とメッセージが展示されていました。
同じフロアーでの「新着資料展」では、今もなお残る原爆の悲惨さを実感されます。
夕食はお約束の、お好み焼きにしました(駅ビルにある「いっちゃん」と言うお店で青ネギたっぷりソバベースにしました)。
オタフクのお好みソースでおいしさアップですね。
やや小雨模様の中、宮島の厳島神社に参拝してきました。
現地に着いたときは大鳥居が海面上に建っていましたが、神社内、近隣寺社、もみじ谷公園などを巡って、焼きがきのランチをしているうちに潮が引けて、大鳥居まで歩いて行けるようになり、大勢の人が鳥居に触ったり、お金を差し込んだりしていました。
平日で修学旅行生もあまり見かけないながらも観光客は多く、外国人比率が高い印象でした。
けれども平日休業の店も見受けられ、休日はもっと多くの観光客でにぎわっているのだろうと思われます。
まわりの山々は雨雲で霞んでいたため、弥山への登頂はあきらめました。