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海外の常識<グアム編2>

2015年08月03日 | 海外旅行

グアムって近いんですけど、

当たり前といえば当たり前ですが外国なんです。

しかも、みなさんが大好きなアメリカなんです。

ですから、習慣も生活のルールも日本とは全然違うんです。

 

グアムなんてと行ってもいないのに敬遠する人がいますが、

ハワイほど大都会ではないですがものすごく落ち着くところなんです。

治安も安定しているし日本語も50%くらいは通じます。

私に言わせれば、

あまり日本語が通じると海外に来たって実感がわかないし、

海外旅行に行って日本食を食べるのもいかがなものでしょうか?

いつもと違う文化や食べ物、環境に触れるからこそ旅なんだと思いませんか?

 

今回はグアムならでは生活習慣についてです。

観光客だから関係ないなんて思っていたら大間違いです。

観光客であろうと入国してしまえばその国の法律に従わなければなりません。

昔よく言われた「旅の恥はかき捨て」というのも今は通用しません。

その場所にあった行動と責任を果たさなければならない時代なんです。

 

ということで、今回もグアム編です。

 

グアムは子供を大事にする法律があります。

まず、子供が学校に通うにはスクールバスか送り迎えが基本です。

小中高と一貫して一人では行かせないのが基本です。

子供に保護者がつく事で誘拐などの事件を未然に防いでいるのです。

 

また、子供を家やホテルに一人で置いておく事も禁止されています。

もちろん、車の中に待たせておく事も禁止です。

もし通報されれば外国人であろうとも逮捕されます。

 

もう一つ厳しい法律があります。

言い争いをしているのを警察に通報されるとこれも逮捕されます。

日本では夫婦喧嘩は犬も食わないと干渉しませんが、

グアムで派手に夫婦喧嘩をすると逮捕される場合もあるので注意してください。

 

日本も同じなんですが、
運転席、助手席、後部座席もシートベルト着用が義務付けられています。

さらにチャイルドシートについては、

年齢、体重、身長によって厳しく決められています。

たとえば1歳までは後部座席で後方に向けてチャイルドシートを設置、

1~4歳は後部座席で前方に向けてチャイルドシートを設置、という具合です。

チャイルドシートはレンタカー会社で貸し出しています。


グアムにはアスファルトとサンゴを混ぜて作った

「コーラルロード」と呼ばれる道路があります。

雨が降って濡れていると、

サンゴの持つ油分が出てきてとても滑りやすくなりますので、

急ブレーキ、急発進、急ハンドルなどは避けてください。

 

それと道路、特に市街地から少し離れた道路には穴がよくあいています。

スピードを出していたり、前方を良く見ていないとドカンと衝撃が来ます。

この時、タイヤをパンクさせたり車体に傷を付けたりするそうです。

後で修理代にお金を請求されかねないので気をつけましょう。

 

そして日本にはなくてグアムの道路にあるものと言えば「スピードバンプ」。

道路のところどころにある、こんもりとした出っ張りのことです。

駐車場内や住宅地などスピードを出しては危険な場所に作られています。

段差のあるところでは最徐行しないと

舌を噛んだり頭を天井にぶつける事もあります。

 

ちなみに、グアムのホテル、

ショッピングセンターなどの駐車場すべてが無料で利用できます。 

日本のように駐車料金とか場所を気にしないで車は止められます。

ただし当然ながら、名前やリザーブが表示されているところは駐車できません。

比較的治安の良いグアムですが、最近は車上荒らしが頻発しています。

車から少しでも離れるときは、

くれぐれも荷物を外から見えるところには置かないようにしてくださいね。

 

いい忘れていましたが、グアムでは車に乗るときはアルコールは禁止です。

昔のアメリカ映画では車を運転しながらバドワイザーを飲んでいたり、

ドライブインに寄ってビールを飲んでいるというイメージがあります。

映画「インデペンデンス・ディ」では、

最後に大活躍する自称「宇宙人にさらわれた男」は、

普段の仕事の時はウイスキーを飲みながらセスナを操縦しています。

州によって違うのでしょうが、

映画で堂々とやっているということは合法なんだと思います。

 

ところが同じアメリカでもグアムは飲酒には厳しいところです。

運転者本人が飲んで運転するのはダメなのはもちろんの事で、

同乗者も飲んでいると飲酒運転で捕まります。

もっと言えば、車内にアルコール類の空き缶や空き瓶でも捕まります。

外国人だからは通用しません。

捕まったら最後、罰金かそれ以上かそれは運次第です。

アルコールを飲みたいならレンタカー利用はやめましょう。

 

他にもアルコール類については結構厳しくて、

ビーチや公園をはじめ、公共の場でビールなどのアルコールを飲むのは違法です。

アルコールの販売は深夜2:00~朝9:00までは法律で禁止されています。

また、飲酒や酒類の購入ができるのは21歳からで、

購入の際にパスポートなどの身分証明書の提示を求められることがあります。

 

ちなみにショッピングセンターでアルール類を買った場合はどうするかというと、

必ず車のトランクに入れます。

今思い出したのですが、ヒルトンホテルを例にとると、

ホテル内だ買ったビールはだいたいどの種類でも1本350ccで2ドルくらいで、

Kマートで同じビールを買うと1ダースで9ドルくらいです。

ちょっと面倒ですが、外で買って持ち込んだ方が断然お得です。

 

行ってみないとわからないことっていっぱいあります。

でも、ガイドブックや旅行雑誌では決してわかりません。

まして、日本人の団体旅行ではそういう場面に遭遇すること自体が稀です。

ですが、行ったことのない海外でも有名どころはみんな知っています。

インターネットやテレビ、雑誌などで紹介されるからです。

私が思うには海外での感動は今まで見たこともない景色や

考えたこともない常識にあると思います。

知っていることを確認しに行くのであれば、

高いお金を出して行く価値はありません。

それは、他人に自慢するために自己満足に他ならないのです。

 

ですから、海外での自由行動が好まれるようになったり、

人の行かないようなところを専門に扱う旅行社が増えているのです。

往復のチケットを握りしめて、

旅は気分次第で北へ南へって、

若かりし日に一度は夢見る理想の旅だと思いませんか?

言葉が通じないからとか尻込みする人がいますが、

言葉なんて単なる意思表示の一つの道具にすぎません。

郷に入っては郷に従えば、言葉だってなんだってすぐにわかります。

要は、その一歩を踏み出すか踏み出さないかではないでしょうか?



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