夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ペルセウス座流星群

2007-08-15 06:59:04 | つれづれなるままに
 8月15日AM1時に家内と義妹と三人で、庭先に椅子を出して空を仰いだ。8月13日に最大規模の流星群が見られたらしいが、ひょっとしてまだ見ることが出来るかと、家族の寝静まった頃に、星空を眺めた次第。外灯のあかりが少し明るすぎて、満足の行く観測にはならなかったが、それでも1~2秒というあっという間の出来事ではあったが、流星を2個見ることが出来た。家内や義妹はもっと見たというが、なかなか度のあたりを流れるのか特定できないと、確認できない。「アッ今流れた」という声で見ても時既に遅しである。それでも深夜の夜空にこれだけの星を見ることが出来ることは感動ものである。
岩木山の山麓から見ればもっと美しい満天の星を眺められるのにと思いながら夜空を仰いだ。首が痛くなってきたので、終いにはベンチを持ち出して横になった私の姿がおかしいと二人に笑われた。酷暑が嘘のように、冷んやりとした夜風に吹かれながら缶ビールを手にして眺める天体ショーも風情があって心地よい。蟋蟀のコロコロという声ももはや秋の到来を感じさせてくれる。

 地球がスイフト・タットル彗星による流星ダストの帯に一番近づくのは、毎年8月12日から13日ごろです。ですから、このときに流星の出現数はピークをむかえます。ただし、「帯」と表現したように、ダストはある程度散らばっています。流星の出現数が少ない時期も含めれば、ペルセウス座流星群の出現期間は7月下旬から8月20日にかけてと比較的長くなります。

流星自体の特徴は、ダストが地球に衝突する速度が速いために明るい流星が多いことです。また、流星が流れたあとに、ぼんやりとした煙のような「流星痕」が見られることも多いです。

そしてなんと言っても、流星がたくさん見られるのがペルセウス座流星群の魅力です。条件がよければ、1時間あたり50個以上(1分間で1個!)の流星を見ることができるでしょう。ちょうどお盆のころで観察しやすいことから、毎年人気の天文現象です。