晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

2020年 星見始め

2020年01月07日 21時36分03秒 | 天文ネタ

昨夜(6日)は晴れの良い天気で今年度の星見のスタートを切ることが出来た。 21時30分よりビクセンA62SSAP赤道儀の組み合わせで始めたが、シンチレーションも良くジクラクションリングも先ず先ずの見え方をしていた。恒星像等では余り気に為らなかったが、月面を観るに至って色収差の影響だろうか視野が茶色っぽく濁りを帯び、耐えられずここで鏡筒チェンジとした。 さて、いつものタカハシFC60に換えるとスッキリとしたクリアな月面に変わった。アクロとフローライトアポの差をまざまざと感じた次第。途中でAP赤道儀の電池(単三)が低温でギブアップし、直ちにGP赤道儀に換えて続行する。先ずは新年初の観望模様。

今回の観望では久し振りのアメリカンサイズアイピース使用で、ナグラー3~6ペンタックスXO2.5を常用。ふたご座κ星δ星α星38番星オリオン座β星ζ星を観るが、冬空では難物と云えるζ星も綺麗に分離出来ており、この時期としては特上に近い空であったように思う。又、私には珍しく月面を随分と長く観望したが、ペンタックスXO2.5で観る虹の入り江からプラトー付近は数十分もの長きに亘って魅入った。23時頃に雲が湧き出し観望をお開きとしたが終了時の気温はマイナス7度であった。

それにしても、今年は雪が少ない。少雪の年は不作と云うがどうなのだろう。 それでは、今年もよろしく。