TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

地元伊勢崎「日立製作所オートモティブ」が茨城へ事業移転

2009-03-17 07:06:20 | 経営全般
日立製作所は16日、生産拠点見直しの一環として、オートモティブシステムグループの群馬事業所第一地区(伊勢崎市粕川町)の生産業務を佐和事業所(茨城県ひたちなか市)へ新年度中の集約すると発表しました。厳しい経営環境が続く自動車機械部門の事業再編で、集約後の伊勢崎市粕川町の事業計画は未定ということで、従業員の不安は高まっています。

 群馬事業所は、1973年に日産自動車関連企業の「ユニシアジェックス」でスタートして、2004年の日産自動車から日立製作所のグループになりました。
 この企業は、地元密着を掲げ、毎年秋には、地域住民に工場敷地を開放してのイベントを実施していました。仕事の関係で、この工場に何回も訪問していました。生産性本部の伊勢崎支部の幹事にもなっていただいていました。

 日産自動車から日立製作所グループに変わったときに、従業員の方が企業が中長期視点から短期視点を重視する経営に変わったと話ていたことを思いだしました。

 現在の景気が続くようだと、今後もこのような事業集約や移転が相次ぐように思います。ほんとうに厳しい時代になっています。