TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

食料品の中国依存度が高まっている

2008-02-12 20:18:48 | 経営全般
 現在、中国製冷凍ギョーザによる中毒問題が話題になっていますが、日本の食料は中国からの輸入に依存する率が高まっています。日本の食料品の輸入総額は5兆3000億円ですが、そのうち中国からの輸入額は9100億円とその17%も占めています。

 中国から肉類、魚介類、野菜などの多くが輸入されており、特に野菜の比率は全体の半分にもなっています。今回問題になっている冷凍食品についても年々増加しています。冷凍食品の輸入額は1400億円で、うち中国からの輸入は812億円で全体の6割にも達しています。

 このように、私達の食生活は、現実には中国に依存せざるを得ない状況にあります。なんでもなんでも中国製は安全でないということですまされない環境に私たちは置かれている現実を考えなくてはならないのではないでしょうか。