TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元群馬県のサービス業の特徴

2008-02-02 19:26:39 | 地域産業
 群馬経済研究所が「本県サービス業の特徴」というレポートを発表しました。そのレポートによりますと、平成19年のサービス業の従業員は253,710人で、5年前と比較して10.3%増加しています。そらに細かく見ますと労働者派遣や警備業などのサービス業が47,513人で5年間前と比較してほぼ倍増しています。

 レポートは、製造業の比率が高い本県は、地域活性化に向けた企業誘致競争に勝ち残っていくために、デザイン・機械設計や機械メンテナンス、特許事務所などの製造業周辺のビジネスを強化する必要があるとしています。

 本県のサービス業で一番活性化しているのは、人材派遣業ではないでしょうか。製造業の比率が高い本県で人材派遣は必要不可欠になっています。企業は人材派遣を活用することにより、人件費の固定費を変動費化しています。それで収益を高めています。
 しかし、レポートが提言するように、ほんとうに強い製造業の県になっていくためには、製造業周辺のサービス業ビジネスが伸びていかなくてはならないと思います。

 レポートでは製造業周辺のサービス業ビジネスが活動しやすい環境作りが重要と指摘していますが、具体的にどのような環境作りをするのか私にはイメージできません。レポート作者がどのように考えているか聞いてみたいです。