あび卯月☆ぶろぐ

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ジェネリック医薬品は安全か

2006-11-23 00:17:30 | 社会・世相
「ジェネリック医薬品」という言葉をテレビなどでよく聴くようになった。
ジェネリック医薬品とは同じ成分、同じ効果で価格の安い薬のことだ。
新薬に比べて、開発時間や研究費などが少なくて済むので安い価格が設定できるのだという。(エーザイ株式会社のサイトを参照)

古人は「安物は高物」と言った。
安い物は品質が劣るから結局は高くつくという意味だ。
このジェネリック医薬品も安いがリスクはないのだろうか。
品質は本当に同じなのだろうか。
とある医師に尋ねると「当然、まったく同質ということはありません」という答えが返ってきた。
当然といえば当然である。
もう少し詳しく説明すると
例えば薬の成分には薬の形を整える際に添加物を用いるが、
その成分は新薬とジェネリック医薬品では異なるという。
添加物だけ違うのであればそれほど差し支えはないが、
安価にする為に薬の材料に異なる物を使えば、予期せぬ副作用が起こる可能性も否定できない。
その辺の事情は詳しく知らないのでこれ以上書かない。
が、少なくともジェネリック医薬品のリスクはゼロでは無いということは言える。

ところで、ジェネリック医薬品は最近になって急に持て囃されるようになった。
テレビCMも多量に流れるようになった。
無論、今までジェネリック医薬品が無かったわけではない。
少し前までは「後発医薬品」という名前であるにはあった。
ただ、広く知られていなかっただけだ。
政府もジェネリック医薬品をしきりに推奨している。
何故か。
ある医師は近年の医療費高騰に伴う消費者の不満を少しでも解消する為ではないかと指摘する。
これは好意的な解釈とその逆の解釈が出来る。
恐らく後者の方だろう。
国が推奨するものは疑ってかかった方がいい。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジェネリック医薬品 (チキソ)
2006-11-23 01:05:42
安い物は品質が劣るから結局は高くつくという意味だ。
→とりあえず「品質再評価」もありますし、「生物学的同等性試験」もありますから、副作用があれば発見できるでしょう。
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廉価有理 (あび卯月)
2006-11-23 01:26:13
無論、そういう仕組みがあるから本当に「怖いこと」はまず起きないと思います。
まぁ、ただ、安い物には理由があるということですかね。
返信する

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