ツモ爺のひとり言~アートフラワー~

人生を少し長く生きた一人としての”私のひとり言”を聞いてください。

一つの病持ちが長生きするのには?

2008年08月31日 17時33分01秒 | ツモ爺のひとり言
 一病息災といわれていますね、今回の入退院2回でツモ爺なりの経験則を見つけ出しました、ご参考になればと思います。

 先ず第一には薬の服用です、医師の言われるとおり真面目に服用することです、今まではちょっといい加減なところがあり、時には忘れたり、飲まなかったり服薬を甘く見ていました。ツモ爺は高血圧、糖尿、高脂血漿と同時に動脈硬化一通り揃っています。

 二番目はかかりつけの医師と関連する医師と密接な関係を保つことです、そうして定期的に診察を受けることです。自分は痛くもなくかゆくもないのですが、高齢者は、いわば危険水域を航海する船のようなもので暗礁や危険物一杯の海をそろそろ航海するような感じです。

 三番目は生きる意欲を持つことです、ツモ爺の場合はアートフラワーの仕事が生き甲斐ですから、生きる意欲は満々です。

 以上の三つが私なりに今回の入退院を2度繰り返すことで得た経験則と言いましょうか身体に対する考え方です。高齢者で身体に自信のある方ほど、本当は怖いと思います。どうか用心深く日月をお送りくださることを希望します。

「アートフラワー新しいアレンジを加えて再開店}

ツモ爺のフラワー工房では入院中はご迷惑をおかけしました、新しいコナー”シンプル・モダン”ではモダンなアートフラワーが勢揃い、きっと、お気に召すアートフラワーが見つかるのではないでしょうか。


血流がよくなり過ぎて

2008年08月30日 18時50分21秒 | ツモ爺のひとり言
首の右左2本の血管に詰まっていたプラーグ(ヘドロのようなもの)を手術により溝さらえが出来たものですから、血の流れがいっぺんに良くなり頭へ血がドンドン送られる音がいやでも感じられます。

手術前はドッキンドッキンという音は全然感じなかったのですが、術後は大きな音をたてて血の流れが感じられ少々気味が悪いぐらいです。そのかわり脳に送られる血流の血圧が高過ぎると脳内出血がおこります。薬をキッチリ飲んで朝夕自分で血圧を測て適正な数値を保たなくてはなりません。

やはり慎重に自分で自分の体を見守りながら推移していかねばならぬと思っています。そして微妙な異変が起きたら、かかりつけのお医者さんに相談したいと思います

今回の入院で自己判断をすることは危険だということが良くわかりました。やはり自分の身は適切な処置を受けながら自分で守るということが大切です。

「アートフラワー新しい作品を加えて展示」

ツモ爺のフラワー工房では入院中は出荷が出来ずご迷惑をおかけしました。只今アートフラワーの新作も加えて展示をしています。贈り物に適したアートフラワーも種類多く取り揃えています。どうぞご利用ください。

ワリを喰う

2008年08月29日 17時14分28秒 | アートフラワー
現在は石油をはじめ食料品の値上がりが激しいのはご存知のとおりです。この原料が高くなった分製品も高くできれば問題ないのですが、製品によっては値上げの出来たところもあり、出来なくて苦しむ企業もでています。

原材料はハッキリと値段が上ったにもかかわらず、製品にはその分そっくり転嫁できないつらい時代です。言ってみれば原料高の製品安の時代に入ってきたように思われます。

サントリーのビールのシエアーがサッポロを追い抜いた現象もサントリーが9月まで価格を据え置いた結果です。このように製品の分野では競争が激しく原料が上ったからといってすんなり値上げが通らず足をすくわれる企業も出てきます。

ツモ爺の取り扱う”アートフラワー”も徐々に原料である花の値段も上がってくるものと思います。解決法は2通りあります。

一つはとことんコスト高に堪えて身を削っていく方法

もう一つは他社が真似の出来ない、しかもお客様が欲しくなるアートフラワー作り

まだしばらく時間があります、ゆっくり考えてみます。

ジェネリック薬品

2008年08月28日 23時51分22秒 | ツモ爺のひとり言
この言葉をご存知の方も多いと思います。特許の期間を過ぎた医薬品を他社が成分そっくりで作り出した医薬品です。

最初から特許料が要らない分安く売り出されます。医療費が高騰する折から厚生労働省もこの“ジェネリック薬品”の使用を歓迎しています。

ツモ爺も入院中に高血圧用“ノルバスク”からジェネリックの“アムロジピン”錠に変わりました。ところが、それから血圧が乱高下してなかなか一定の数値に納まりません。“ノルバスク”は10年以上も使用して身体も慣れています。同じ成分の薬といっても他社が同じモノを使ってもそっくりはいかぬように思います。

もうしばらく様子を見て続くようなら退院後は先の“ノルバスク”に戻ろうと思っています。

石油化学製品

2008年08月27日 17時18分56秒 | ツモ爺のひとり言
身の廻りには石油化学製品が多いことはご存知のとおりです。病院にいると石油化学製品の多さに驚かされます。注射器、点滴の袋とその管、あらゆる医療現場に密着していて、その種類と数は膨大です。

今さらながら石油づけの現状です。これらの製品は安価で大量に生産ができます。ですから使い捨てができるのです。

その昔、これらに替わるものはガラス瓶、ゴム管で、当然のように煮沸(しゃふつ)消毒かアルコール消毒をして再使用していました。
現代は石油化学製品により、安価で大量に使用できて衛生面でも進歩しました。

そのぶん回収して破棄されている現場が心配なのです。

病院の一日は長い

2008年08月26日 15時40分52秒 | ツモ爺のひとり言
家に居れば次々とこなす仕事も、ここでは何もありません。ときおり看護士が血圧と体温を計りにくるだけです。

本を読んでいても疲れるとすぐベッドにごろりと寝ます。そして、うとうとと眠ってしまいます。仕事をしないからお腹も空きません。義務感のように三度の食事を食べます。工夫した献立もあまりおいしく感じません。

そして昼間うとうとと眠るものですから夜がさっぱり眠りつけず止むなく睡眠薬をもらって眠るとぐっすり眠れますが翌日の午前中まで薬の影響が残り眠いのです。

やはり人間は昼間働くから食事も美味しいのです。また夜もぐっすり熟睡できることがよくわかりました。



手術後の模様

2008年08月25日 19時07分58秒 | ツモ爺のひとり言
国立循環器病センターの手術室は3階にあります。ちょうどツモ爺と一緒に手術を受ける女性3名合計4名が車椅子で運ばれてきました。部屋の入口で家族とも別れて車椅子は進みます。しばらく行くと左側に一列に並んだ手洗場があります。

小学校の水飲み場をもう少し大人用に背を高くして水道のひとつ一つ消毒液の入った筒があり、それがなんと約30mぐらい続くのです。このずらりと並んだ手洗場は圧観です。

たぶん手術室は6~7つぐらいあるのではないかと思います。やがてツモ爺の手術を受ける部屋に入ると人の肩幅くらいの細い寝台にのります。狭いので手の置き場がありませんが、左右に補助具があって手がのばせるようになっています。

その時の服装は浴衣とフンドシです。たがて点滴の液の中に麻酔薬が入ったらしくまず頭の中がジワ~ンとしてきて、やがて意識はなくなります。

ここまでが意識があって、あとは、手術は約4時間、麻酔から覚めるのは夜8時頃、手術開始から約9時間を要します。

命はツモ爺のもの

2008年08月24日 14時44分44秒 | ツモ爺のひとり言
前回の手術から1ヶ月をおいて今回の手術は、かなり体力を消耗しました。手術は成功したのですが、首の手術ですから大手術です。病院の内科の医師が血液検査の結果「かなり体力が消耗しているから、これからどんどん食べてください」と言われました。

外科は手術の成功するよう万全の措置をとっておきます。しかし一方では根本の体力まで考えが及ばないことがあります。つまり専門化が進むと、その対象ばかりに目をうばわれて、うっかりすると根本であると命を失いかねません。

ある医師がこう言ったそうです。「病気は直ったのになあ」患者は病気を直すことには成功したのですが亡くなってしまったのです。

ツモ爺は手術が終わって、あまりにも消耗が激しいので、これはひょっとすると命を失うのではないだろうかと心配になりました。
このことは現代の大きな矛盾です。年齢、健康度のバランスを考えるのは命の持ち主です。


病室の入れかわりが早い

2008年08月23日 11時35分06秒 | ツモ爺のひとり言
ツモ爺は4人部屋の病室にいます。その4人のうち今朝はツモ爺1人となりました。1人は手術のため、2人は退院で部屋はガランとしています。

退院された方は60歳後半の年齢でスッキリ快癒という状況ではありませんから、言葉は悪いのですが仮釈放、つまり一時的に帰宅ということでしょう。

病室はツモ爺独りで静かでというより、寂しい状況でしたが、お昼すぎには早くも新しい患者が入室してきました。
これをみても循環器系の病人が多く病室はまさに入れかわりたちかわりの状況です。

不遇の時代

2008年08月22日 23時27分58秒 | ツモ爺のひとり言
二度にわたり手術を受け、さらに腰も痛み、気持ちもだんだん衰えてきます。連続ピンチ。いわば不遇(恵まれない)の時機をツモ爺は迎えています。

頚部血管(首の血管)にプラーグ(ヘドロのようなもの)が溜まり、前回は右側、これから左側と二回の手術となります。プラーグが溜まるということは体質からくるものでしょう。

ツモ爺の崇拝する広池博士は「思うにまかせぬ時は」でこのように言っておられます。
思うにならぬ時は、あせらず、せかさず、徳と力を培いながら「時節を待とう」と努めること。そしてさらに「神様に喜んで頂く心で万事を為す」
この心の実行で、はじめて万事を成就する力、エネルギーを神から与えられる。

この言葉に従って不遇の時機を乗り越えたいと今思っています。