ツモ爺のひとり言~アートフラワー~

人生を少し長く生きた一人としての”私のひとり言”を聞いてください。

懐かしさで一杯

2010年04月30日 18時27分02秒 | ツモ爺のひとり言
 以前にも書きましたが、今日は花の材料を仕入れに大阪まで出ました、そしてツモ爺の古巣である船場(大阪市中央区本町付近)を車で走っていますと懐かしい伊藤忠商事の建物やその他見覚えのある建物が目に映り、感慨ひとしおです。この船場で学卒以降23年間お世話になり、商売の楽しさと厳しさを学びその時の経験が80歳になる今もツモ爺の中に生きています。

 昔の船場は繊維の街で大商社から中小の問屋が軒を並べ繊維以外のお店は殆どありませんでした、現在は飲食店をはじめ異業種のお店が多く存在して時代の移り変わりを見事に見せてくれます。船場で在職中は全国から繊維に関する小売、卸商が仕入れに集まり大変な賑わいと活気を呈していました。

 今は殆どの業種が選手交代の時期を迎え往年のチャンピオンであるデパートですら存亡の危機にさらされています、ツモ爺は80年も生きて世の中の移り変わりをつぶさに見せてもらい、どんな業種も永久に繁栄することの出来ない事を感じます。今日は船場界隈を走り事業の栄枯盛衰を目のあたりにしてきました。

アートフラワーは四季にも対応します

2010年04月29日 17時17分01秒 | アートフラワー
 アートフラワーは年中飾って頂くためシーズン(四季)を無視しているように思われ勝ちですが製作するツモ爺は四季を意識して作っています。写真の花は今までの柔らかい色の花から濃い赤い色の花(写真はカトレア、とフリージア)に変わってきています。

 それには花器もダーク(暗色)な色が似合います、写真の花器は柄の部分が鏡のように光っていて黒い地色に映えて素敵な花器です、いつも言いますようにアレンジ(組み立て)は花器しだいで花器の持つ雰囲気を生かすようにしています。

ダークでも全体が暗くならないように白の花を添えて明るさを出しています、そして全体のバランスをとって明るくてきりっとした色合いがこれからの季節に似合うように作っています。このようにアートフラワーといえども四季を意識して作り上げていくのです。

地域の老人会に参加してきました

2010年04月28日 19時21分14秒 | ツモ爺のひとり言
 地域の老人会の総会に初めて参加してきました、約60名ほど集まり決算法報告や22年度の行事予定を審議、その中で米寿の方6名にお祝いを贈りましたがいずれの方も若々しく、ツモ爺は大変刺激を受けました。というのはツモ爺の両親はいずれも82歳で亡くなっています、ちょうどツモ爺は80歳、先は長くないと覚悟を決めていました。

 ところが先ほど申しましたように88歳の方があまりにも若々しく見えて、かくしゃくとしておられる姿を見て、まだしばらく時間があると考え直したのです。今日集まった60名のうち女性が約3分の1、やはり男性の人数は少ないのですが。

 現在は年齢は7掛けでみると言われる向きもあります、88歳の7掛けは62歳弱になります、昔と違って医薬も進歩し環境、食事もずいぶん変わってきました、その分長生き出来るのでしょうか。

身体の各部分は、これほどの長生きには堪えられない

2010年04月27日 19時01分17秒 | ツモ爺のひとり言
 昨日は歯科医、今日は眼科へ通い治療を受けています、聴力もだいぶ落ちてきている、身体の各部所はせいぜい60歳ぐらいまで機能するように出来ていて80歳も生きたのでは悪くなるのは当たり前、自動車ならとっくにポンコツで廃車になっているだろう。

また、車なら当然悪い部品は新しい部品に取り替える。ところが人間の部品はそうはいかない、再生の医学も発明されていますが今のところ間にあわない。従ってツモ爺のように毎日のように医者通いをせねばなりません。

 でも、お医者さんは適切な治療をしてくださるので一応治るのですが、またすぐに悪くなりお医者さん通いが続きます、それで耐用年数のきた身体の各部所をだましだまししながら死に至るまで治療を受け続けます、本当に厚労相にはご迷惑をおかけ致します。

10分間をあげよう

2010年04月26日 19時24分13秒 | ツモ爺のひとり言
 話を聞いて欲しい人にはツモ爺は「10分間をあげよう」精神で話を聞きます、その時はその人が話している間は専ら聞き役に徹します。普通の会話では必ず自分が途中で言葉を挟み時には相手の話したい欲求の出鼻をくじいてしまいます。

 ですから、話したい人に10分間をあげようと思えば、こちらの意見も差し控えて、まず相手の言い分を充分聞くことができます。たいていの場合10分間あれば、ほとんど喋りつくせます、お腹の中に溜まったもやもやも吐き出されて話した後はすっきりします。

 それほど人は自分の思いの丈を聞いて欲しいのです、ところが途中で「それはちょっと間違ってるのでは?」などと言って、話を遮ってしまう場合が多いのです。なかなか人の話を最後まで聞くのは難しいのです。ですから10分間をこの人にあげよう、と思えばツモ爺は途中で言葉も挟まず最後まで聞き役に徹することができるのです。

相手の話に耳を傾ける

2010年04月25日 16時16分21秒 | ツモ爺のひとり言
 昨日のコーヒー店でコーヒーを飲みながらツモ爺は妻の話を傾聴、次から次へと話題は尽きない、人に話を聞いてもらうことは満足度が高いので専ら聞き役に徹する。時々合いの手を入れたり質問をしながらの会話は時間を忘れるほどです。

 会話の内容はたわいもない話題であっても相手が「ふんふん」と聞いてくれれば楽しい会話ができます、つまり至福の一時は単にコーヒー飲んだりケーキを食べるだけに留まらず会話が交互に行き交うことが楽しい一時になるのでしょう。

 みんな自分の話をきいて欲しい、真面目に聞いて欲しい、この欲求をもっています、簡単なようでこの欲求は叶えられていないのが現状です、いつも相手から話を聞かされるばかりではお面白くないのです。夫婦に限らず親子、会社の上司と部下の間すべての間柄に言えます。

 そして会話をはずませるには相手の得意な話題、例えば妻の場合カラオケなどに話をふると当然のように会話ははずみます、相手の好きな話題に話をふることが秘訣です。

至福のひと時

2010年04月24日 17時57分05秒 | ツモ爺のひとり言
 めずらしく歩く気になったツモ爺は妻を誘って近くの喫茶店へコーヒーを飲みに出かける。ケーキとコーヒーでお茶を楽しみ、この瞬間は至福のひと時と感じました。なぜなら80歳と75歳と共に高齢で健康でこんな時間を過ごすことは、後いくばくも無いだろうと考えます。

 この喫茶店はコーヒー茶碗とケーキ皿が素晴らしく良い、飲んでいても何となく高貴さを感じ満足感も得られ、巷の喫茶店には無い味の店、もちろんコーヒーの味も良い。

 何でもないと思われる平凡なことが健康で家族が揃っていると、幸せを感じます、この何でもないというところが味噌で、たとえ経済的に恵まれていても連れ合いがなければ喜びも半減するし、ただ歩くという平凡なこともそれを失いかけているツモ爺にとってはとても貴重に感じられます。

 平凡にコーヒーを飲むといった事柄も高齢者にとっては至福のひと時になり得るのです。

娘も孫も通っていた幼稚園の廃園

2010年04月23日 17時18分36秒 | ツモ爺のひとり言
 親子二代にわたり通っていたカソリック系の幼稚園が廃園になり先日その式典に妻が参加してきました。親も子も同じ幼稚園に通うということは一見普通に見えますが、親も子供の世代も同じ土地に40年ぐらい住んでいなければ不可能です。

 ツモ爺などは小学校では3回転校しています、戦時中で父親の出征があり経済も激変する時代ですから同じ場所に住み続けることが出来るのはやはり世の中が平和で大きな変動もないからです。

 娘や孫たちも幼い頃通っていた幼稚園ですから愛着もひとしおでしょう、親であるツモ爺夫婦にとっても運動会、音楽会クリスマス会と色々と思い出がたくさんあります、今思い出せばついこの間のことのように思い出せるのです。人生はうたかたの夢を見ているようなものです。

アートフラワーの大きいアレンジ

2010年04月22日 19時34分00秒 | アートフラワー
 先日高さ115センチの大きいアートフラワーのアレンジを作り上げました、その写真が出来ましたのでご覧下さい、画面が小さいので実物の迫力は感じられません、写真でもお分かりいただけると思いますが緻密な花の植え込みをしています。手前味噌になりますがツモ爺の製作のやり方は隙間のないほど花を大量に使っています。

 そのぶん材料を多く使っています、ちなみに当アレンジは52200円という価格で販売します、同業のお花を販売するサイトは沢山ありますがこれほど大きなアレンジを在庫している店は非常に少ないのが現状です。

 全体に景気が悪い現状では大きいアートフラワーを在庫で持つことはやりにくいことです、しかしツモ爺の店はそのリスクを抱えています、すぐには売れないでしょうが、何時か売れていきます。

希望は薬、あきらめは毒

2010年04月21日 16時56分07秒 | ツモ爺のひとり言
 この言葉は食道ガンを切らずに、現在活躍中の関根進さんの言葉です。ツモ爺も80歳を迎えて高血圧、糖尿病、腰痛、足のふらつき等、身体の各所に不良箇所を抱えています。特に足腰の回復が目下の最大の目標です。

 これを直すべく週一回整骨院とトレーニングジムに通い治療と体操を教わりそれを毎日自宅で一時間半をかけて体操続けています、もう3ヶ月を経過したのですがある程度回復したのですがまだ完全とはいきません。

 時にはアキラメムードになりますがテーマーの言葉を関根さんから聞いているので根気良く体操を毎日続けています、直ったらあちらこちらと行きたい場所や旅行、そしてアートフラワーの仕事など胸に希望を膨らませながらやっています。

 きっと直る、年寄りだから時間がかかる、毎日継続する等、執念をもってやっています、心が折れそうな時は関根さんの言葉を思い出してやっている日々で、年相応とあきらめたら負けです。