初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

スイカズラ     魔法のことば     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-11-13 00:01:59 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

秋が登って

 

ソラが遠くなること、

 

おおかぜ来なくてうれしかったこと、

 

まよい咲きの忍冬の香りは初夏よりずっと遠いこと、

 

 

君のこと、

 

ずっと大好きなこと、

 

 

覚めることのない、

 

ずっと胸の奥であたたかい、

 

魔法のことば。

 

 

 

 

(吸い葛)スイカズラ科スイカズラ属。常緑。

別名、ニンドウ(忍冬)キンギンカ(金銀花)。ハニーサックルHoneysuckle。

キンギンボク(金銀木・スイカズラ科スイカズラ属)もあってややこしい。

日本、北海道南部以南、東アジアに分布。

花期、5~7月。初め白く、次第に黄色に変化。

甘い香り。香水やアロマオイル等の原料に。

花は薬用。若葉は食用に。果実は9~12月に熟す。

長さ、10mくらいに。

スイカズラ・ハニーサックルは花を口にくわえて甘い蜜を吸ったことから。

忍冬とは、冬場を耐え忍ぶ葉のようす。

 

アーカイブ

2017年に挿し木。2018には初めての開花。

花期は一般的に3~5月だが、大きく成長して、秋の返り咲きが始まるようになると、

3月上旬まで咲き続けるようになった。

野生では観察したことがないのに。

 

3月中旬。

今日のイノチ

 

うつくしい常緑の葉は、水に挿してもとても長く生き生きとして、魅力的。

若葉を試食。山菜の味♪

 

 

5月上旬。

今日のイノチと、

花びらの香り。

 

 

 

 

 

 

5月中旬。

 

 

10月中旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

ツルニチニチソウと一緒に。

ドウモウウツクシイ2種。

数か月経っても瑞々しい。

 

ツルニチニチソウ、アーカイブ

(蔓日日草)キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属。南ヨーロッパ原産。常緑蔓性植物。多年草。

 

 

1月中旬。

覚めることのない、

ずっと胸の奥であたたかい、

魔法のことば。

 

2月初め。

まさに忍冬。

赤い実は、ヒヨドリジョウゴ。

 


ヤマボウシ    ソラから降りて      東京都江東区恩賜の森

2022-11-10 00:01:38 | 東京都江東区恩賜の森

 

もれふるひかりのなか、

花も実も葉も、

ソラから降りて。

 

 

 

(山法師)ミズキ科ミズキ属。

東北南部以南、東アジアに分布。

山の谷筋環境などに自生。

ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は近縁。

花期、5~6月。 総苞径、10cmくらいに。

若葉、果実は食用。 樹高、15mにも。

名の由来、総苞片を坊主頭と頭巾に見立てて。

 

アーカイブ

5月上旬。

 

 

ホシノヒトミも見上げてる。

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

 

 

5月中旬。

 

 

 

5月下旬。

 

6月上旬。

 

 

 

7月下旬。

 

 

 

9月上旬。

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

ベニバナヤマボウシ

(紅花山法師)ミズキ科ミズキ属。

野生種から生まれた色。

 

 


ビワ     潮風にのる、うつくしい香り    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2022-11-07 00:01:14 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

おおかぜ、来なかった、

豊かな森。 

潮風にのる、うつくしい香り。

 

 

 

バラ科原種の持つ野性的で凛としたうつくしい花。

冬に咲き初夏に熟すのは、台風を避ける進化でしょうか。

でも、完熟のうつくしいびわ色を、この森、野鳥の楽園で観ることはない。

 

(枇杷)バラ科ビワ属。

中国南西部原産。古代に渡来と推測される。

花期、11~12月。花径、1cmくらい。芳香。

初夏に果実。樹高、10mくらいに。

名の由来、実の形が琵琶に似る説。

すぐれた栄養価、ベータカロチンはくだものでベスト3。葉は薬草。

千葉県は長崎県についで2番目の産地。

 

 

アーカイブ

10月中旬。

 

11月中旬。

 

 

 

  

 

11月下旬。ナナホシと。

テントウムシが遊ぶあたたかい森。

ツルニチニチソウで遊ぶナナホシ。成虫で越冬する。

テントウムシ、太陽神の天道が名の由来。

なんてうつくしいなまえ。

 

 

 

12月上旬。

 

 

 

2月上旬。

 

豊かな森。

やさしいモンスター。

 

花が咲き終わり、初夏に向けて果実の準備。

この時期には夜になると樹からおりて、

フラサバソウやホシノヒトミの草の海を漂うのが楽しみ。

 

ホシノヒトミ。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

 

2月中旬。

 

2月下旬。

 

5月上旬。

 

 


ソヨゴ     風からもらったうつくしいなまえ       東京都江戸川区小川の辺

2022-11-04 00:01:01 | 東京都江戸川区小川の辺

 

 

風からもらったうつくしいなまえ。

おおかぜ来なかったと、

ソラにささやく。

 

 

 

 

(冬青)モチノキ科モチノキ属。常緑。

新潟、宮城以西、中国、台湾に分布。英名Soyogo。

雌雄異株。花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、5mmくらい。

樹高、8mくらいに。 幹30cmくらいに。葉はタンニンが多く褐色の染料に。

緻密で白い材は楽器などに、枝は祭事用に。

名の由来、葉が水分保持能力高く、厚くて縁が波状なため、

風で特徴的な音からソヨゴ、と。

冬青は常緑の意。 別名フクラシバは火に当たると膨らむことから。

モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。

食用の餅の語源。

 

 

アーカイブ

5月中旬。

 

 

 

 

5月下旬。

 

6月中旬。

 

9月下旬。

 

 

10月中旬。

 

11月中旬。

 

 


ナガエコミカンソウ    約束の地のむこう    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-11-01 00:01:43 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

夜眠る、草の森の妖精。

花も実も葉もうつくしい。

 

はるか遠く、

約束の地のむこうからやってきた。

 

 

 

(長柄小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。

原産、アフリカ東部、マスカリン諸島(インド洋)。

自然学者の『約束の地』と呼ばれる

聖地マダガスカルの東方沖。

熱帯、亜熱帯中心に分布。

日本では、1990年代以降、関東以西に帰化。

雄花は葉の下に、雌花は上に。

花径、それぞれ1.5㎜くらい。花期、8~10月ころ。

草丈、1mくらいに。実は2mmくらい。

葉は就眠運動。

名の由来、コミカンは、ちいさなミカンに例えて。

ナガエは、花柄(かへい)が長いようすを。

 

 

アーカイブ

8月上旬。

 

 

 

 

  

 

 

オンブバッタがいます。

 

8月中旬。

 

 

 

 

アフリカフウチョウソウ、となかよし

(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。

熱帯アフリカ、スーダンからザンビア原産。1年草。

 

 

 

8月末。

 

 

9月中旬、雄花。

 

  

 

9月下旬。19時、就眠運動。

 

 

10月下旬。

 

仲間 アーカイブ

コミカンソウ

(小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。

日本(関東以西›、東、南アジアに分布。

花期、7~10月ころ。花径、1mmくらい。