おおかぜ、来なかった、
豊かな森。
潮風にのる、うつくしい香り。
バラ科原種の持つ野性的で凛としたうつくしい花。
冬に咲き初夏に熟すのは、台風を避ける進化でしょうか。
でも、完熟のうつくしいびわ色を、この森、野鳥の楽園で観ることはない。
(枇杷)バラ科ビワ属。
中国南西部原産。古代に渡来と推測される。
花期、11~12月。花径、1cmくらい。芳香。
初夏に果実。樹高、10mくらいに。
名の由来、実の形が琵琶に似る説。
すぐれた栄養価、ベータカロチンはくだものでベスト3。葉は薬草。
千葉県は長崎県についで2番目の産地。
アーカイブ
10月中旬。
11月中旬。
11月下旬。ナナホシと。
テントウムシが遊ぶあたたかい森。
ツルニチニチソウで遊ぶナナホシ。成虫で越冬する。
テントウムシ、太陽神の天道が名の由来。
なんてうつくしいなまえ。
12月上旬。
2月上旬。
豊かな森。
やさしいモンスター。
花が咲き終わり、初夏に向けて果実の準備。
この時期には夜になると樹からおりて、
フラサバソウやホシノヒトミの草の海を漂うのが楽しみ。
ホシノヒトミ。宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。
2月中旬。
2月下旬。
5月上旬。