古代日本にあったフウは何故滅びたのだろう。
木に風でフウ。
それは、
風だけが知っている。
(楓)フウ科フウ属。
台湾、中国南部原産。江戸時代中期に渡来。
しかし、古代日本には存在していたことが分かっている。
高貴な樹として徳川家によって持ち込まれ、江戸城、日光東照宮等に。
皇居内には当時のものが残っている。
花期、4月ころ。 雌雄同株、雌雄異花。
果実は集合果、10〜11月成熟。
樹高、20~40mくらい。原産地では60mにも。
名の由来、楓は、風にゆれて葉や種を飛ばすようすから、木に風。
ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の総称であるカエデに楓をあてるが、
似た葉を混同し誤ったのが現在も使われている。
アーカイブ。
1月初め。
3月下旬。
4月中旬。
モミジバフウ
(紅葉葉楓)フウ科フウ属。
北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。
名の由来、葉のようすがモミジに似てることから。