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坂東三十三観音札所10番 巌殿山 正法寺(岩殿観音)

2019-12-24 01:34:49 | 旅行
先日(12月初旬)家内を連れて坂東三十三観音札所10番 巌殿山 正法寺(岩殿観音)に行って来ました。
このお寺、雨引観音のご住職から話の有った坂東三十三観音札所の一つです。
こちらも創建から1000年以上歴史の有る(養老二年(718))関東でも有数の古刹です。
お寺の詳細に付いては、こちらの公式サイト

http://iwadonosan-shoboji.org/

に記載されておりますので割愛致しますが、山の中に静かに佇むお寺で樹齢700年の大銀杏の黄葉が見頃との事、日帰り温泉をエサに家内を連れ出しました。
昼少し前に都内を出て午後1時過ぎにお寺に到着、ネコのエサの時間(午後7時)は絶対厳守、かなり慌ただしいお寺巡りとなりましたが、何とか指定時間に戻って参りました(笑)

余計な話はともかくとして、お寺をご紹介致します。



午後1時過ぎにお寺へ到着、下の駐車場(山の上にも駐車場が有り全部で3箇所)に車を駐め山門へ向かう。山門を斜め下から・・・



階段途中より山門正面。



山門の奥には更に本堂へ続く階段が有る(山の上の駐車場に車を駐めれば、階段を登らなくても本堂へ参拝する道も有る)。



こちらは山門横から見た僧坊。



山門の仁王像(阿形)。(鉄線入りのガラス窓のため、不鮮明な画像はご了承下さい)



山門の仁王像(呍形)。(鉄線入りのガラス窓のため、不鮮明な画像はご了承下さい)



山門を出て本堂へ続く階段。



山門の千社札1.



山門の千社札2.



本堂へ続く長い階段の途中。



i石段の紅葉。



石段途中からの山門。



東松山市観光協会の解説。



石段。



山門を上から・・・



ここからは境内の木々と紅葉、その1.



こちらは杉の大木。



境内の木々と紅葉、その2.



境内の木々と紅葉、その3.



境内の木々と紅葉、その4.



岩殿山正法寺について。



境内の木々と紅葉、その5.



岩壁に祀られた石仏。



正法寺の鐘楼と銅鐘について。



鐘楼。



銅鐘。



少し引いて・・・



境内の木々と紅葉、その6.



石段を登りきった所、境内の石仏。その1.



境内の石仏。その2.



境内の石仏。その3.



境内の大木根元の苔。



苔の生えた石灯籠。



境内銅製の水子地蔵尊。



こちらは弘法大師像。



物見山岩戸の観音の勝。



観音堂境内の見取図。



境内石の水子地蔵尊。



その全体像。



薬師堂と百地蔵堂(向かって右側)。



薬師堂。



お寺にも狛犬(呍形)



お寺にも狛犬(阿形)



絵馬堂。



同じく絵馬堂(文字部分)



先程の岩壁に置かれた石仏を別アングルで、その1.



先程の岩壁に置かれた石仏を別アングルで、その2.



苔むした石灯籠(先程のものよりは小ぶりで本堂近くに有る)



境内の名木、大銀杏の根元部分。



同じく大銀杏の根元部分。



大銀杏の黄葉とカエデの紅葉。



大銀杏、石碑も入れて・・・



銀杏が大きすぎて、中々全体が入らない。



本堂(観音堂)、かなり斜めより。



同じく本堂(観音堂)、参拝している人も入れて・・・



先程の大銀杏、未だ上が欠けてしまう。



本堂から少し離れた所にも小さな祠が有るが、祀られている仏様は分からない。



本堂横から上の道(駐車場が有る)へ登る階段。(階段を迂回する道も有る)



上へ登る階段途中から見た本堂と大銀杏。



階段を登りきった所。



銀杏の木の下はかなり黄葉した葉が落ちていた。



銀杏のアップ。



本堂屋根と銀杏の木。



本堂廊下に置かれた木製の仏様。



正面寄りで・・・



本堂の木鼻と千社札。



境内の石灯籠。



先程の水子地蔵尊と弘法大師像。



観音堂正面より。



百地蔵堂とカエデの紅葉。



薬師堂に貼られた千社札。



カミサンは飽きたのか、サッサと駐車場に戻って行った・・・



駐車場へ戻る間に撮ったカエデの葉。



イソギクらしいが?



再度山門横から僧坊前の門。



山門を見上げて・・・



アザミ、その1.



その2.



アップで、その3.



帰りはお地蔵さんにお見送り頂いた・・・

この後道の駅やら日帰り温泉とかなり時間を潰し、帰宅時間を心配しカミサンはヤキモキしておりましたが、参拝のご利益か、帰りの渋滞にも巻き込まれず無事予定時間に帰宅することが出来ました。
埼玉県や東京近郊で初詣にいらっしゃる方に、近い割には深山の雰囲気も有り、穴場スポットの一つかと思います。(都心から車で1時間程度)
尚、また少々時間が空きますが、次回は埼玉県寄居町男衾自然公園の十月桜と公園をご案内出来ればと思っております。

またしてもダラダラと長いブログとなりましたが、飽きずにご覧頂き有難うございました。


コメント (10)
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大谷観音と満願寺(坂東三十三観音札所の内、栃木県の2箇所)

2019-12-14 13:27:51 | 旅行
今回は先月、絵の先生とご一緒した雨引漢音、白河市小峰城と続いた2日間、最後の目的地2箇所です。
この二つのお寺、雨引観音(雨引山楽法寺)のご住職からお話の有った坂東三十三観音札所のお寺で栃木県内4箇所の札所(他は20番獨鈷山 西明寺(益子観音)と18番日光山 中禅寺(立木観音))の内、小峰城の帰り道の都合上行きやすかった19番天開山 大谷寺(大谷観音)と17番出流山 満願寺(出流観音)へ行って来ました。
どちらのお寺も創立が1000年以上も前の古刹です。
因みに坂東三十三観音札所公式サイトのアドレスは

http://www.bandou.gr.jp/temple/tochigi.php

そして最初に訪れたお寺、19番天開山 大谷寺(大谷観音)の公式サイトアドレスは

http://www.ooyaji.jp/

またその後に行った17番出流山 満願寺(出流観音)の公式サイトアドレスは

https://www.idurusan.com/side/link.html

です。
ご興味がお有りの方はこちらもご覧下さい。

では最初の大谷観音から・・・



時雨れていた白河市小峰城を後にして約1時間、宇都宮に入り最初の目的地、雨も止み晴天になった大谷観音に着きました。ここのご本尊は日本最古の岩壁に彫られた千手観音がご本尊、撮影禁止となっているのでこちらはお寺のパンフレットをご覧下さい。
またこの近辺の、大谷石の採掘跡も観光地になっています(但し時間の都合でこちらは行っていない)。



お寺のパンフレット。



まずは山門の仁王様(呍形)ただ新しく作られた物か歴史的な重さは見られない。



そしてこちらは阿形。



お寺の中は岸壁が迫る!



大谷寺入山入口。



こちらは鰐口。



岩壁と一体化した観音堂(本堂)こちらに千手観音様が祀られている。



下から見上げて・・・



斜め右側より、広角レンズを使っても中々全部は入らない。



正面から見上げて・・・



横の岩壁も入れたモノ。



直ぐ近く、岩に彫られた平和観音の案内ポスター。こちらの資料館には縄文最古の人骨(11,000年前)も展示している。



ここからはお庭の紅葉、右奥は弁天堂。



弁天堂と渡る橋。



仏像も入れて・・・



池の奥は観音堂にも続く岩壁。



橋と弁天堂。



橋の途中から・・・



弁天堂のアップ。



イロハカエデ。



そして紅葉1.



紅葉2.



紅葉3.



大谷観音を出て、直ぐ近くの平和観音に向かう。



平和観音全景、高さは27m。



右側下から見上げて・・・



正面より。この後大谷観音を後にして栃木市の満願寺に向かった。



大谷観音を出て本日最後の目的地、出流山満願寺(出流観音)に着いたのは午後2時半過ぎ、日も大分西に傾いていた。

帰り掛け事務等で、こちらのお坊さんより伺った話ですが、創立は765年(天平神護元年)で1200年以上の歴史が有り、真言宗智山派の古刹として以前は「別格本山」を称していたそうです。
ただ東日本大震災により多大な被害を受け、宿坊は使用不能となり、奥の院へ向かう参道も崩れ落ち通行不能となったとの事。
この様な災害が重なり、僧職、その他従業員を含め30名程居た寺院関係者が現在では6名に減り、別格本山の称号も高野山に返上されたそうです。
更にやっと修復が終わり奥の院への参道も通行可能となったやさき、今秋の台風19号やその後の大雨により山津波が起き、本堂の被害は免れたものの、またしても奥の院への参道が流され、被害は事務棟にも及んだそうです。
その様な事も有りこちらでは寄進を募っているとの事、とても風情の有るお寺ですし、何とか立ち直って頂ければ良いのですが・・・
と言う事で、このお寺で売りの京都の清水寺に似た舞台が有る奥の院は行けずじまいでした。
このお寺に着いた時、これだけ大きなお寺で天気の良い土曜日の午後の割りには参拝客も殆どいなく、少々荒れた感じを受けたのですが、これらの事柄が起因している様です。



山門の千社札、山門の写真は撮っていない。



と言う事で山門の住人、仁王様(呍形)



仁王様(呍形)縦位置



仁王様(呍形)横位置



仁王様(阿形)縦位置



仁王様(阿形)正面



仁王様(阿形)右側より



左側は薬師堂。



奥に進んで・・・



境内社、開運稲荷大明神の祠。



事務等側より薬師堂。



鐘楼。



少しアップで。



本堂へ続く参道、振り返って・・・



事務棟、奥の建物は宿坊だが傷みが激しく、使用不能となっている。



御朱印等の受付、この日はお坊さん一人だけだった・・・



事務棟の前、手水処や寄進のお願い。



こちらは石のお地蔵さん、石柱には歌舞伎役者の名前も読める。



本堂への階段、修復の途中かネコが置かれていた・・・



こちらも境内のお堂。



階段の途中より本堂(観音堂)



灯籠越しの本堂。



灯籠のアップ。



本堂屋根部分(正面)



斜めよりアップ。



この辺りも荒れた感じが・・・



石段の柱、寄進者の名前か?



本堂の千社札と木鼻。



本堂参拝扉。



鰐口。



本堂軒下の木鼻(彫刻)



本堂参拝扉横に置かれた木の仏様。



本堂横の弘法大師像と観音像。



弘法大師像。



本堂裏側、右奥の道を行っても奥の院へ行けそうだが、途中で通行止めになっているとの事。



本堂前。



本堂前仏塔上部。



こちらは灯籠。



本堂前から下を見下ろして・・・



最後は満願寺の紅葉。

普段は清らかな水が流れるお寺横の沢も台風や先日の大雨では濁流が流れ、溢れた水は境内にも達し、さすがにお坊さん達も生きた心地も無く、仏様に祈るのみだったそうです。
山中深く静かな清楚なお寺なので、復興された暁には、また訪れてみたいお寺の一つです。
先生方と再興を祈りこのお寺を後にしました・・・

次回は同じ板東三十三観音札所の内、先日家内と行った埼玉県東松山市第10番札所、岩殿観音(岩殿山正法寺)をご案内予定です。
ご覧頂き有難うございました。

コメント (4)
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福島県白河市小峰城

2019-12-08 10:28:06 | 旅行
今回も前回投稿した雨引観音紅葉の続きです。
11月下旬、茨城県笠間で蕎麦を食べ、雨引山楽法寺(雨引観音)へお邪魔した後、その日は絵の先生のマネージャーに取って頂いた那須の温泉ホテル(ウェルネスの森那須)に泊まりました。
日没近く雨引さんを出発した後、このホテル迄は100km以上、着いた頃は真っ暗で気温もかなり下がっておりました。
先生とマネージャーさんは夕飯までに早速温泉へと、因みに私は翌日に向け撮影したデータをPCに落とし、更にそのデータの整理となんやかんやで食事は先生方とご一緒したのですが、温泉に向かったのはかなり遅い時間になってしまいました。(な訳で食事やお風呂の写真は撮っておりません)
と言う事で、今回の記事は早朝ホテルから見た景色とホテル内部の一部から始まります。
そして今回、旅の目的地の一つ、福島県白河市小峰城に向かいました・・・
この小峰城、福島県境から程近いホテルからは高速道路を使わなくても30分程で行く事が出来ました。
以前から先生と話しに上がっていたお城(東北三名城の一つ)で、東日本大震災では残っていた石垣も崩れ荒れていたそうですが、2015年石垣と共に実質的天守の三重櫓と前門も木造で復元され入城が出来る様になりました。
お城について詳細は白河市のHP下記をご参照下さい。
http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page001390.html

では早朝のホテルから・・・



夜明け前、ホテル客室から見た外の景色。ホテルではゴルフ場も経営し、屋根の十字架は結婚式場のチャペル。



こちらは色温度を変えたもの。筑波山や海側(太平洋側)の天気は晴れているらしいが、中通りの山側の天気は雲も厚く天気も怪しい。



空はオレンジ色に。右端の山は筑波山塊。



そして日が昇って来た。



ホテル内部、その1.まるでテーマパークの建物の様な・・・(残念ながら客室はお見せ出来ません。何と言っても散らかしてしまったのでご了承下さい)



その2.



その3.階段。



その4.廊下。



ゴルフ場側の出口、プレイはセルフカートで廻るらしい。早朝のためか未だコースに出ているゴルファーはいないし、外は霜が降りる程寒かった。



先生が朝風呂から戻った所で、朝食バイキング。多少時間も押していたのでホテル全景を撮る間も無く、白河へ出発。
この日は白河の小峰城他、栃木県の観音札所(雨引観音のご住職からお奨めの有った板東33観音札所のうち2件)も廻る予定。



そして白河小峰城に着いた。天候は冬型の気圧配置か霙交じりの冷たい雨が時折降ってくる。那須のホテル同様かなり寒い。見えるお城は復元された三重櫓。



車を駐車場に駐めお城に向かう。石垣の奥は未だ工事中。



復元された三重櫓の有る本丸御殿跡は石垣の上に有る。



石垣のアップ。



堀の中。



三重櫓を下から見上げて・・・



石垣の上には紅葉した木が・・・



お城側から見た城山公園の広場、広場の先に駐車場が有る。城の見学や駐車場は無料。



三重櫓、余りにも寒々しいので空は青空に加工した。



城門と三重櫓。



城門の内側より。



竹の丸跡の説明。



ここから色々な方向から撮った三重櫓(実質的な天守)。



こちらも下から見上げた三重櫓。(空は加工)



三重櫓入り口、入城は無料。



本丸御殿跡側からの城門。



櫓横、復元された城壁と銃眼。



城跡最上部から見た白河市街。東北本線白河駅方向。



三重櫓跡の説明。



ここからは櫓の内部、1階。



少し寄って、さすがに復元新築した建物、柱も新しい。



同じく1階の反対側、内部は結構広い。



櫓の2階。



櫓の3階(最上階)、さすがに最上階は狭い。



3階から2階を見下ろした所、階段はかなり急勾配。



石落とし、と思われる開口部。



3階の天井部。



櫓からの風景、下に堀が見える。



同じ場所をコンデジで撮ったモノ。カメラが小さいので窓の外へ出す事が出来た。



そして、カメラを更に右に振って・・・



屋根の先は白河小峰城の合同庁舎の様だが?



こちらは登城口と城山公園の広場、奥のラインはJR東北本線。



もう葉は落ちてしまっているが、手前の木は桜の様だ。因みにこの小峰城、福島県で桜の名所の一つ。



お城を出て、本丸広場から三重櫓と城門。



ここからは小峰城の説明。



本丸御殿跡。



門と櫓の配置図。



太鼓門跡の説明。



小峰城跡案内図。



清水門跡の説明(本丸に至る最初の門)



後は本丸御殿跡広場から何とか紅葉も入れて撮った三重櫓。



広場の端には未だ紅葉したカエデが残っていた。



そして縦位置で撮った三重櫓。



最後は城門と三重櫓、土曜日にも関わらず城を訪れる人は殆どいない。傘をさした数少ない観光客。
小雨の白河小峰城はここまでです。
後はオマケの先日撮った事務所近くの白いサザンカ。



サザンカ1.



サザンカ2.



サザンカ3.



サザンカ4.



サザンカ5.



サザンカ6.最後は5のアップ。
花が全く無かったので無理矢理サザンカを引っ張り出して来ました(笑)
次回はこの続き栃木県の大谷観音と満願寺(どちらも板東三十三観音札所のお寺)をご紹介する予定です。
長々とご覧頂き有難うございました。
コメント (2)
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