ホルンの形をしたスリバチサンゴを見つけた。カメラはフルサイズのD700、20㎜ワイドレンズ。
ホルンの音が聞こえる様な写真を撮りたいと思い、広さを出すためにタテイチ。
柔らかさと雰囲気を表現するためノーストロボにした。太陽光も適度に入った。
海のホルンの音が聞こえるだろうか。
ちなみに、ホルンは世界で一番難しい金管楽器ともいわれている。
そのまま、ホルンのサンゴに近づいた。
手前のウミキノコとスカシテンジクダイを入れて、ストロボを焚いて鮮明さを出した。
上にはカスミアジが二匹入った。
力強さを感じられる一枚だ。前の写真と全く違う写真になった。
水中写真はこのように被写体によって幾つかのバリエイションを撮る事が大切だ。
同じ状況で同じ被写体に出会う事はないのだから。海は「一期一会」だと私は思っている。