銀河系だけでも恒星が2千億個もある以上、ケプラー452bみたいな惑星も非常に多くあり、今の地球よりもはるかに進んだ文明を持つ宇宙人社会も非常に多くあるでしょう。我々がそのような惑星に強い関心を持つように、彼らも地球社会にも強い関心を持っていると思います。科学技術や医学が発達しているのならば、今の地球の環境問題や、脳性まひとか脊椎損傷も簡単に治せるはずです。そのための地球へのアクセスは彼らはしようとしませんね。その事について、僕は昔から色々と考えてきました。
環境問題も、障碍者関係も文明発達のために必要だから、あえて、高度な文明を持つ宇宙人たちは見守っていると僕は思います。それらの問題を地球人たちが力を合わせながら解決していく事に、文明発達の意義があるわけですから。たとえば、今の地球の障碍者たちを全部治したら、福祉は発達せず、思いやりとか、生かし合いの心を地球人たちは持てません。そのような気持ちで科学技術だけを発達させて、宇宙に進出していったら、それこそ、宇宙征服戦争も起こしかねないではないですか。それでは、宇宙の人たちは非常に困るわけです。だから、見守るだけなのだと。
今の地球社会は発展途上で、初期段階である事を忘れてはなりません。環境問題も起きるべくして起きたし、障碍者たちも医学的にはともかく、社会的にはある意味では必要な存在なのですね。謙虚でありたいものです。