今生(こんじょう)で朽ち果つるとも 彼岸花
明日香村、橘寺で撮影しました。
現世には限りがあります。
人も物も花も、やがては朽ち果てます。
しかし、彼の岸の世ではこのように・・・・。
姫王(おおきみ)と覚ゆ明日香の曼珠沙華かな
明日香へ来て想う女性といえば、
額田王(額田女王、額田姫王)です。
中大兄皇子(天智天皇)、大海人皇子(天武天皇)
双方から思いを寄せられ、その間で心を揺らしたと言われる姫王。
明日香で、曼珠沙華を見るとき、
どこか姫王に重なるのものを感じるのは、私だけでしょうか。
染まりゆくあなた好みに 曼珠沙華
何かで、どこかで、白の曼珠沙華は、
次第に赤に染まってゆくということを聞いたことがあるような・・・。
それは本当でしょうか。
額田姫王も、そのように思いを染めていったのかも・・・・。
HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集
明日香村、いいですね。
行きたいです(*^_^*)
「染まりゆくあなた好みに曼珠沙華」
すてきなくですね。
男性は、女性もそうであって欲しいという
願望があるのでしょうか゜.+:。(ёc_,ё。)゜
素敵です。二人のしかも偉大なる二人から
思われるなんて・・女冥利につきたでしょうね。花が 輝いて見えますね。此花がどうして仏さまの世界を表す名前ばかりなのかは、わかりませんが、揺れる女心の方がピッタリしています。
特に、この時期はいいようですね。
連日、彼岸花や、棚田の撮影に
すごい人出のようですよ。
男性のみならず女性も、染まってほしいと
願うのではありませんか。
どちらの色が強いかですね(笑)
「紫草のにほえる妹を・・・」と詠んでいますから、紫草の方が、姫王のイメージなのかも知れませんが、紫草って何なのでしょうね。
曼珠沙華の燃える赤からは、激しい恋心を、感じますね。
でも、彼の岸でも、こんな花が咲いているのかと想うと嬉しいではないですか。
俳句も古の昔に思いをはせるのに、十分ではありますが、
額田王にちなみ、ぜひ短歌もお願いいたします~。
シロバナヒガンバナはヒガンバナとショウキズイセンとの自然交雑と言われていますので、
色は黄色かったりピンクぽかったりしてますね。
真っ白というのは福岡でもあまり見かけません。
紫草は、ムサラキ科の多年生植物で、ワスレナグサと似た白い花を咲かせます。
根が太く紫色で、古代、紫色を染めるための染料として使われていた植物です。
飛鳥時代は最高位の紫色を染めるために、標野などで栽培していたようですね。
今、体に根付いているリズムが、五七五なので難しくて・・・。
なるほど、それで、少しずつ赤が勝っていくというのは正しいのですね。
いくつかの色に咲き分ける花は、少しずつ、メインの色が勝っていくようですね。
紫草のこと、早速有難うございました。
「あかねさす紫野行き標野行き・・・」ですね。このあたりの、額田王と大海人皇子のやりとりは、実に味がありますね。額田王の本意は如何だったのでしょうかね。
飛鳥の句が次々と出てきますね!
棚田あり、彼岸花ありで、ほんとに美しい季節の明日香村でしたね。
写真撮ってる鎌ちゃんの胸も高鳴ったでしょうね。
被写体を追ってあちこち動き回り、快い疲労感を覚えているのでは?
大満足の写真と句に、こちらまで嬉しくなります。
ある日突然曼珠沙華の咲くを見ると、お彼岸が近いんだなあって気づきますよね。(私は今年はそれが遅れたんですが)
(今日の投稿私も曼珠沙華です)
額田王の心の揺れが。彼女と同じような想いを募らせた、後世に続く女達のため息も。この花の花期を急かしているのかもしれませんね。
古の歴史と燃える炎をも連想させる彼岸花を前に、
鎌ちゃんの心がロマンで満たされていくのが感じられます。
そんな鎌ちゃんに誘われて、私もどんどんロマンの世界へ…
燃えるような赤だけれど繊細な美しさの彼岸花が
風に吹かれながらもすっと茎を伸ばす姿に、額田王の
気高い姿を見る気がします。実際の女心はどうだったことか。
残念ながら、腕が伴っていませんが・・・。
本当に、胸が高鳴りましたよ。
ご自分のように喜んでいただくひよこまめさんは、やはり優しいですよ。