鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

花筏

2014-04-16 18:30:16 | 写真俳句

 運命てふ流れに散りて花筏

 (さだめてふながれにちりてはないかだ)

もう桜の時期は過ぎましたが、以前に撮った写真で、

今一度桜を詠んでみました。お付き合いください。

 

都へと琵琶湖疏水の花筏

(みやこへとびわこそすいのはないかだ)

京都の岡崎公園の南縁の疏水です。

この写真では、まだ桜は盛りなんですが・・・。

 

ことわりの諸行無常や花筏

(ことわりのしょぎょうむじょうやはないかだ)

 



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12 コメント

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Unknown (陽だまり)
2014-04-16 21:33:48
鎌ちゃんさん  こんばんは! 

運命てふ流れに散りて花筏    鎌ちゃんさん

素晴らしい・・ロケーションですね。
このような所をいつも探していますが見つかりません。
運命てふ・・・。
散り急いでは困りますね。

都へと琵琶湖疏水の花筏         鎌ちゃんさん

琵琶湖疏水、水の少ない京都にとっては
桜も水もなくてはならないものですね。

ことわりの諸行無常や花筏       鎌ちゃんさん

それでも花は流れるですね・・・・。
桜長くて10日これより長い事咲き続けるのは大変ですが
土の下では色々な抗争が起きているようですね。

先程帰宅しました。

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Unknown (kemm)
2014-04-17 06:02:43
>運命てふ流れに散りて花筏
>都へと琵琶湖疏水の花筏
>ことわりの諸行無常や花筏

どの句も素敵ですが「諸行無常」の句が好きです。
桜も咲いたと思ったら早くも「花筏」の季節・・
まさに諸行無常・・季節の移ろいは早いですね。
これからは八重や菊桜に楽しませてもらえるでしょうけど・・。
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Unknown (れいん)
2014-04-17 06:39:50
運命てふ流れに散りて花筏

水面を埋め尽くす花びら、今年は出会うことなく
終わってしまいましたが、鎌ちゃんの写真と句が
見事に伝えて下さいます。

都へと琵琶湖疏水の花筏
とても好きな句です。
琵琶湖疏水が効いていますね。

ことわりの諸行無常や花筏


桜に魅せられて写真だけは集まっても詠むのは
難しいですが時期を逃さずさすがの三句ですね。

パソコン重いでしょうか。原因は判らないのですが
気をつけてみますね。
教えてくださってありがとうございます。

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おはようございます。 ()
2014-04-17 06:44:51
>運命てふ流れに散りて花筏
散った桜、また来年も見られるから、と思うものの
やはり市松の寂しさは拭えません。
植物も人間も運命には逆らえませんね。
桜のように美しいまま散りたいものです。

>都へと琵琶湖疏水の花筏
京都の水源は琵琶湖の貴重な水から、
そんなことを再認識させてくれる一句です♪
「琵琶湖」はその形が楽器の琵琶ににているから、
と言う由来のようですが、私には「美倭湖」の字がとても
相応しい気がします。(^_^;)

>ことわりの諸行無常や花筏
桜は老いても毎年花を咲かせてくれますが、人は
老いてしまうともう、花も咲きません。
それでも花を咲かせようともがいてしまう・・・
愚かであり、滑稽であり、とても一途であり、それが
人間のいいところでもあるのでしょうね。
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Unknown (Unknown)
2014-04-17 08:16:42
「運命てふ流れに散りて花筏」
「都へと琵琶湖疏水の花筏」
「ことわりの諸行無常や花筏」

いつ見ても、桜は美しいです。
桜も花筏となると、もう流れに任せるしかないのですね。
運命だとか、縁だからとか、言ってはみても、まだ納得できないことも多々有ります。
けれど、大きな流れに沿うしかないのですもの、力を抜いて身を任せるのも一つかもしれませんね。

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おはようございます (ポージィ)
2014-04-17 08:43:33
どれも素適なお写真ですね。その素適な桜のお写真を拝見しながらの
三つの句が、またしんみりと胸に沁みてきます。
特に一句めと三句目が好きです。
長く待ちわびた桜も、咲けば散るまでは短いものですね。
人生を重ねて見ることも多く、桜が愛されるわけはそんなところにも
あるのでしょうね。
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Unknown (桜姫)
2014-04-17 11:03:55
 < 運命てふ流れに散りて花筏
 < 都へと琵琶湖疏水の花筏
 < ことわりの諸行無常や花筏

ふふふ!15日に、平安神宮から南禅寺へ♪
この道を歩きました♪
「花筏」累々と流れていましたよ!
二句目のお句が好きです♪
お句を頂戴したいくらい♪(笑
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散る桜 (silkcotton)
2014-04-17 11:32:36
まさに散る桜の美しさを感じます。
この散っても華やかで、憂いがあって、胸がきゅんとなる桜に
随分と楽しませてもらったのだと思い出しています。
花筏の流れていく姿と、諸行無常の言葉が重なってきます。
いろいろ感じさせられる桜の姿ですね。
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Unknown (ひっち)
2014-04-17 12:14:09
こんにちは、
 < 運命てふ流れに散りて花筏
 < 都へと琵琶湖疏水の花筏
 < ことわりの諸行無常や花筏

花筏って本当に綺麗な季語ですね。
この季語の持っている華やかさ、儚さ賀御句にも写真にも感じられます。特に2枚目の鳥居をバックにされたお写真と御句が好きです。日本って本当に素晴らしい!!って改めて思いますね。

ツイッターではお気に入りやRTをありがとうございます。

拙ブログのタイトル「入学に」に宣誓文を読んでいる写真を加えてみました。よろしければご覧ください。
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Unknown (ルフレママ)
2014-04-17 12:42:26
こんにちは。
花筏、日本人の感性の素晴らしさ、いい言葉ですね。
運命の流れに沿って、人生が流れていくのですね。
逆らえば波に飲まれて、、大変な思いをするのでしょうが、花筏の淡々と、流されるのも生き方ですね。
有史から 繰り返されてきた、花筏、いいものです。
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