鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

畑にて その2

2008-06-10 09:00:00 | 写真短歌・写真俳句

玉葱に老いの一徹実りけり

妻の母親は86歳。腰が90度に曲がり、

手押し車などの支えがないと歩けません。

それでも、「大変だからやめなさい」という、

周囲の声を押し切って、畑作りをやっています。

先日、玉葱の収穫を手伝いました。

 

 

 水番の声交し合う里田かな

水源の限られている山里の水田では、

田植え後の水やりや、その順番が大切な課題です。

一日に何度か田を回り、水が供給されているか、

水の順番が守られているかなどを確認します。

「水を見て来た」とか「次はうちやな」など声が、

隣近所で交わされます。

 

 HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板



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55 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぼたん です)
2008-06-10 09:24:25
いつも暖かいコメントをありがとうございます。
玉葱・・お母上の気が見えますね、そんなお母上を気使いながら、手伝われる鎌ちゃんさん・奥様のやさしさが句からにじみ出ています。水田・・声を掛け合うやさしさが無くなっている今の日本・・こんな風景を残しておきたい・・そう感じる写真と句です。本当に鎌ちゃんさんは、暖かいお方だなあーーと、感じています。
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たまねぎパワーで (風のぶ子)
2008-06-10 09:25:50
おはようございます。
86歳、それでも畑
はたから見ますと心配にもなるでしょうが
お母様にはそれが励みなのかもしれませんね。
一昨年亡くなった祖母も最後までゆっくりゆっくり身の回りの事は自己完結していました。強さを見た。
たまねぎには血液さらさらパワーがあるって聞きますね、お母様も鎌ちゃんご夫婦もそれで元気なんですね!
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ぼたんさんへ (鎌ちゃん)
2008-06-10 09:51:15
優しいといわれるたびに、恥ずかしい思いを
しております。
我が家に滞在していた義母を送るために行ったので、
運転で疲れていて、本当は「勘弁してよ」
という気もあったですから。
水田に、とうとうと水が注がれている様子は、
懐かしい風景です。
ぼたんさんのように上手く詠めませんが・・・。
最近、子どものころの思い出を詠んできましたので、
よかったら、最近の記事を遡ってご覧ください。
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Unknown (Unknown)
2008-06-10 09:51:52
老いの一徹実りけり。
とてもいいですね。
温かい愛情や尊敬の念を感じます。
やさしさの詰まった句にほれぼれします。
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Unknown (三等兵)
2008-06-10 09:53:55
失礼しました。
Unknownと入ってしまいました。
お許しください。
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風のぶ子さんへ (鎌ちゃん)
2008-06-10 09:57:25
一緒に住んでいる、息子(妻の兄)は、
「自分で出来ないことをするな」と
叱って、全然手伝わないそうなのです。
ですから必然、妻に頼り、私も・・・
ということになってしまいます。

妻の母も、独り住む私の母も、一人で
自己完結をしようと心がけています。
本当に強いです。

今、我が家では、玉葱料理満載です。

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たまねぎ (ひよこまめ)
2008-06-10 10:13:20
おはようございます。

私の母とおんなじ!
家庭菜園に毛が生えた程度の畑ですが、母も野菜作りを頑張っています。
ほとんど無農薬に近いので、虫取りが一番大変だとか。
でも美味しいんですよ~。
足も悪いので、もう無理かと思いますが、絶対やめようとしません。
私たちが美味しい美味しいと喜んで食べるのが一番嬉しいみたい。
ジャガイモ掘り、手伝わなきゃ…と思ってるところです。
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Unknown (KUMI)
2008-06-10 10:41:48
おはようございます。

86歳で畑仕事なさっているんですか。
腰が曲がっていても、畑が生きがいになって、
元気に長生きできるのだと思います。
鎌ちゃんさんのお手伝いがあるから、お母様も続けていらっしゃるんですね。

田植え水やりは大変なようです。
雨が少ないと、なかなか水か張れなく、田植もままならないとか。
イトコの所では7月始まで田植ができなかったことがあるらしいです。
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生甲斐 (愛媛子)
2008-06-10 10:54:35
玉葱を作り子供たちに分け与える、お母さんの生甲斐を大切に見守る鎌ちゃんの優しさが溢れています。
勝手は田の水のために血を流すような騒動が多くありましたよね。
其れを防ぐための先人達の知恵ですね。
当地もこの時期の水は非常に貴重です。
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しみじみと ()
2008-06-10 11:13:56
昔から受け継がれてきて、今もお元気に働ける事は幸せなのかも、本人は生きがい、楽しみ、諸々の
思いがお有りなのでしょうね。
やさしく見守る鎌ちゃん夫妻のお気持ちも
絵と句で良く現されていてジーンときます。
いつまでもお達者で、とお声を掛けたい気持ちです。
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