トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

あっ!、これ「えひめAIの原理」と同じ・・・

2019-07-25 | 感じるままの回り道
 ちょっと流行りの「おしり探偵」とか言う児童向けの人気本と長い人気を誇る「かいけつゾロリ」を手に取ってみたくて書店に寄った。雑誌コーナーで目に入ったのが「発酵食云々」の表紙タイトル。中を開く事無く買ってきてパラパラッと眺めて「これ食べるえひめAI」とビビビッだったのである。

 向こうは液体でこっちは食品だから似ても似つかないと言えばそれまでだけれど、発酵食品としての菌種・酵母の構成は近似値だ。それで更にビビビッ!ビビビッ!と来てしまったのはあながち温水田のカサスゲ抜きで坐骨神経痛が酷くなりビリビりッとしている事と無関係ではないのだ。要するにフイールド作業は休んで台所で遊びなさいと言う御宣託あるいは啓示なのである。

 根が正直で素直な生まれで育ちであるから雨天を幸い一ひねりしてみたいのだ。腰は既にひねられて腰痛より下肢のビリビリが強い。迎え酒ならぬ「迎え灸」を気休めでもやる。「病は灸から」と言うではないか。
 まあ、冬とは異なり台所の換気扇の下でもろ肌脱ぎしても寒くはないし、いいや今回はズボンとパンツだからそんな絵面は見る人を寒くするかもなのだが、独り酒ならぬ独り灸でもパンツを下げねばならぬツボなのでしょうがない。けっしてヌーディストでは無いし「御開沈」したい訳でも無い。

 馬鹿はさておき、さての1「味噌玉」でのレシピは赤みそを八丁味噌に替える。これで効果が強化されるはずだ。それに加えてドライイースト一袋、甘酒と豆乳ヨーグルトを大匙2杯加えた。これは掲載のレシピとは異なる「えひめAI食品化」である。このキューブで即席みそ汁を頂けるけれど市販のインスタントよりは美味しいだろう。
 材料  ➡    混合  ➡    冷凍皿へ


 さての2「甘酒納豆」にもドライイーストとヨーグルトを加えてみる。この構成は「えひめAI」そのもので、「えひめAI」は砂糖を加え更に発酵させ上澄みを使うが、今回の食用「えひめAIもどき」は砂糖は使わない。掲載のレシピでは醤油と昆布を使う事になっていたが、小生は「塩昆布」に変えた。大匙2杯では薄味だったので追加したが、どうてことあるまい。
 材料   ➡    混合保存 

 さての3「ヨーグルト玄米御飯」は「えひめAI」とは接点の無い献立なのだが「ヨーグルトを加えると軟らかく食べやすくなる」との下りの検証だ。生まれが水飲み百姓で「白いマンマ」とは縁遠かったから不味いコメが美味しくなるなら試してみたくなる。米作農家だったが「黄変米」や「麦飯」を食べなければならなかった生まれで育ちで食に贅沢をしたいとは思わない。

 健康雑誌やCMで誇大な効能を垂れ流しているけれど何時もも今回もそうなのだが「発酵食品は務めて摂取したい食品」のひとつ程度の認識で「遊ぶ」のである。リタイアすれば社会と縁遠くなりがちで姥捨て山でトンボかカエルが相手をするくらい、家に帰れば酵母や乳酸菌が相手になるくらいの日々で「なーんにも無し」でもないので精神や脳味噌のひび割れはとりあえずパスか…。まあ、納豆菌のネバネバがつなぎとめてくれている。
 そもそも常在菌を一刀両断にしてしまう傾向は異常としか言えない。この小さな芽はやがて隣人や他民族、他宗教等々の毛嫌い容認につながって行くはずで、吐乱夫の背後で移民排斥の声音を上げている恥も知らない阿呆共に通じるだろうと確信している小生だ。

 馬鹿馬鹿はさておき結果はと言うと、「味噌玉」は旨味が無くてまずい。いくら「健康に良い」と論じられても「不味い顔」して摂取するなど本末転倒であろう。原因として「八丁味噌」を使った事にあるのではと言う感じがする。塩昆布に焼きアゴ粉末を加えれば旨味が出るかどうか。10食分使い切って再度試そう。
 「甘酒納豆」は3~4回分の「御飯のお供」にはなるだろう。毎回納豆を掻き交ぜて食べ無くても構わん、そんな印象。「ヨーグルト玄米御飯」は「当たり」だったと思う。玄米特有の表層のツブツブ感が薄れてくれた。玄米飯と思えない程度の食感に近い。これでお粥にしたら更に食べやすくなるか。試してみる価値はありそうだ。
 

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