トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二枚貝の生存確認をする

2021-03-29 | 小父のお隣さん
 池での越冬が無事だったのかどうか、生存確認と底砂の洗浄を兼ねて掬い上げてみた。今までは池の水を落し、タナゴやドジョウを回収し手探りで底の砂泥の中から拾い上げたのだけれど、この手間が馬鹿にならない。思案投げ首の結果、燃料缶の上側を切り取り、取手も切り取って缶の側面に固定して浚渫用のバケットにしたのだ。

 これを使用するには膝まで池に入らねばならず素足で水温12度の中に立ち込むのはちょっと辛く痺れるようなヒートショックで倒れるような危惧不安ものぞく。しかし浚渫バケットの具合は上々で、底に押し付け引き寄せるだけで底砂は簡単に回収できたのだ。この作業では砂の中の汚れも拡散することなく回収できて池の水の汚れも最小限で済んだのだ。

 籾蒔きパレットを洗浄台にしてシャワー状に水を掛けつつ汚れを洗い落としマツカサ貝とマシジミを回収した。洗浄した底砂はそのまま池の魚溜まりに沈降させる。冷たい思いをしたものの水抜きもせずに済んだから今までよりは安直だった。
 さて生存確認だが昨年11月の生存確認して越冬に入った時点で13個、今回も13個健在だったから環境としては悪くなかったのだろう。
 マシジミも大型の空の貝殻はあったものの、最初に導入してから6年以上は経過しているから寿命と見て差し支えない。しかし、昨年生まれの稚貝が少なく感じたのはヨシノボリが消えていたせいなのだろう。幼生の中間宿主として新たに用意をしなければならない。

         

 

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