トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「しょうゆの実をペーストにして…」

2023-06-05 | 何よりの楽しみ
 しょうゆの実の熟成が進み大匙一杯を口に放り込んでも大豆の美味しさが溢れて来る。塩分は少なめの2%なので多少は甘く感じる範囲だ。
 切り分けて個包装の食パンが美味しく思えず量販店の1本を購入して来た。いわゆる高級食パンではない普通のパンではあるけれど切り分けて個包装されたパンより安くておいしいのが第一印象だった。しかし家にはジャムも何もないのだった。ご飯と思えばそのままでもいけたのだがしょうゆの実を載せてみたらこれが意外に合う。甘味は無く塩味だから「どうかな⁉」とは思ったけれどマーガリンでもバターでもチーズでさえ塩味の物がある。つまりはしょうゆの実でも何の不都合もない真実だった。

 しかし半割大豆が興ざめで塗り難いしかぶりつき難い。そこで「ペーストにしたらどうだろう⁉」と素朴な疑問で残りをすべてペーストにした。もうこの時点で食パンの存在は無くとりあえず食パン調達まで冷蔵庫内である。閉じ込める前に大匙1杯を口に入れてみた、なんの事は無い「塩味の薄い味噌」そのものだった。これに塩を加えれば即席の味噌になる。
 これでビビビッ!と来たのは「塩後添加味噌作り方法」である。塩を後から添加しても多少の熟成期間は必須だろうけれど十分な品質で手作り味噌が出来そうだ。塩を加えず醤油で整えれば「味噌としょうゆの合わせみそ」なんちゃって・・・。正しくは「しょうゆの実としょうゆの合わせ調味料」か。起業してひと財産を得られそうかもかも。


泥水池の植生調整

2023-06-05 | 水辺環境の保全
 泥水池1,2,4の植生調整を行う。泥水池1はチゴザサ、アシ、カサスゲが主な抜き取り対象なのだがチゴザサに限っては様子を見ながら晩秋までもう2回は行わなければならないだろう。細根の1本、節の一節が残っていてもしぶとく再生するから油断は出来ない。昨秋に抜き取りを行って早春ではチラホラだった生え方がもうコロニーを作ってしまった。
 手抜きで行えば全草を抜き取る事が出来やすいのだが腰が辛いから4本鍬を外周に打ちユサユサと動揺させつつ全体を抜き取るやり方で行った。当然、根回りは多くの泥を抱えているが泥浚いもしなくてはならない状況なので泥は洗わずそのまま陸に上げる。部外搬出は大儀なのでそのまま腐食を待つけれど秋になると威之志士様の跋扈蹂躙に遭う場所になる。横着はアカンと言う見本みたいな事であるけれど理想行為邁進では身体が悲鳴を上げる。

 アシは、一般にはヨシと言うのだろうが事、ここに関してはアシであって漏水の原因にもなるしぶとく太い地下茎を張り巡らせるので全抜対象である。けれども地下茎から容易に再発生する生命力は有るので漏水を防ぎつつ老衰を増してしまうまあ、車の両輪・・・と言うより「悪女、いいえ悪除の見本」あるいは「悪除の深情け」切っても切れない因果なお付き合い…。

 カサスゲも「いつでもどこでも大繁殖」の連中になる。世が世ならば笠や蓑の素材になって刈り取られるはずだろうがまあ、稲わらの代わりにマルチングには使える。しかしヨガの敷き物にはならず。
 さて陸地の部分は地際から刈り取るだけしかできず、それでもノアザミやフジバカマ、ミソハギなどと混在してしまうと厄介で始末はなかなか出来難くなる。せめてもの手段として水域内の株は全抜対象だがこれも太い地下茎をタコの脚みたいに張り巡らすので一旦侵入を許すと「除草除草と人馬で進む 除草いよいよ済み難い 禿げた頭を撫でながら・・・」なんて軍歌の替え歌で憂さ晴らし・・・。でもまだ除草域二つ残っている。

 ➡  泥水池2
                  ➡  泥水池1
                                   ➡  泥水池4