トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

芒種の頃

2023-06-26 | 感じるままの回り道
         カサスゲに守られ飛ぶよツイツイと楊枝の如き黄色きトンボ

         雨降れば佇むしか無し木立闇あせも拭かずに雨脚を見る

         わらべらの声に傾くこの身知る声に活かさる爺となりたる

         腰を埋め泥を叩いて幼子は横に座れと視線で誘う