トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

西の段の除伐作業

2018-08-18 | 今日は真面目に
 西の段々部五段を刈り払いしつつアズマネザサの抑制刈りもしつつ、ほぼ選択的刈り払いは必要なくなった区域であるから、刈り払いしながら目星をつけておいた樹木の除伐を行った。

 樹種の大半はアカメガシワとウツギである。鳥や昆虫にとっては花や果実は有用なのだろうけれどこの森作りに於いては数を増やしたくない樹種なのである。この樹種の種子散布量は膨大で、光さえ届けば至る所で発芽する。
 今現在、アカメガシワは花期であるがウツギは結実している。まだ未熟果と思えるから早い段階で除伐すれば発芽種子を広げずに済むだろう。他には大きくなり過ぎ、手が届かなくなった桑の木とヤマグリの横枝の整姿剪定も行った。除伐本数は数えてはいないけれど20本以上になっているはずだ。

 チェーンソーを使用し2時間、ほぼ予定の樹木を伐り倒した。残る作業は運びやすいように切断し集積する事になるが、この作業は8月の定例会で実施してもらう。単独処理では1週間以上を要するだろうし、優先順位の高い土木作業が待っているからだ。

 桑の木       ウツギ       アカメガシワ

こけら版 「とりこし苦労」6 (ヨーロッパ家スズメ)

2018-08-18 | 旅行記
 寄宿先の軒先、瓦屋根の隙間でスズメが子育て中だった。家の出入りに気付くと盛んに警戒音を出す。これは異国でも異種でも変わらぬ行動でもある。
 見た目ですぐにスズメと分かったけれど正確な名前までは分からなかった。寄宿先に鳥類図鑑があり、写真対照するまでもなく一致したけれど、現地語の図鑑では読めるはずもなく、ラテン語の正式名称を控えて置いたものの今となってはPCで表示させようとするエネルギーに欠ける。

 名前を確認しないままアルバムをS先生に見ていただいたら、次々と名前が出てくる。それで「ヨーロッパ家スズメ」と判明した。
 周囲の住宅の屋根葺きは陶器瓦がほとんどで、日本の様に住宅も建て込んでいないから野鳥も伸び伸び生活している感じがある。日本では見なかった野鳥20種以上を撮影出来たが3割程度は庭から写す事が出来たのだ。

 小生、愛鳥家でもなく探鳥家でもないど素人であっても容易に撮影出来る環境は「凄い」としか言いようがないものの、ここで我が環境を省みれば「哀調歌」や「短調歌」しか浮かばない…。