トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

補植を1本

2018-08-16 | 今日は真面目に
 エノキ林の1本がどういう訳かキノコの侵入があって元気がない。主枝を失い無残な姿なのだが生きているから除伐せずに来た。
 昨年今年と様子を見ていたが将来性は無いと判断して近くに幼樹を補植した。実生の幼樹を採取し家で養成した苗だけれど移植時期を失して、すっかりひねた姿である。補植用より盆栽にした方が適している風情になっている。

 それでも補植用にと準備しておいたポット苗なので暑い盛りで移植には不適な時期であるけれど植え付けしたのは、家で水やりする手間が馬鹿にならないからである。朝、水を与えても昼過ぎには乾燥していて、2日も水切れさせれば枯れ死してしまいかねない。
 フイールドに定植すれば、そこそこ水切れの心配は無くなるのだが、ボット苗を植えつけると早速猪様のご降臨あらせられますか…。
 あのクレオソート丸を添えておくのを忘れたから一晩大丈夫か気になって眠れない…。まあ、眠れない事はないけれど心配だ。

西の段 4 刈り払い

2018-08-16 | 今日は真面目に
 西の段4もネザサ抑制が主となるけれど部分的にはイタドリ群落が出来てしまった。ネザサやイタドリは表土ごと掬い取る気持ちで刈り取りを行うものの抑制的であって衰退には程遠い。小生の方が年々衰退していく様な有様で浮き世感は否めない。

 表土ごと地下茎も損傷させる刈り払いはひと掬い、ひと掬いの連続で腕の使い方に技巧がいる。刃先を水平に滑らす往復運動とは異なり、上下運動とひねり運動の三次元操作なのだ。
 西の段4は中央部が窪んで降雨時に水路になっているけれど、普段は絞り水も無い。作業開始時は30℃を示していた温度計も作業終了の10時には33℃を表示している。結局、この日の最高気温は33.5℃を記録した。

 作業終盤には里心が沸き上がり「水風呂、水風呂」との妄想で他の思考や邪念が入る余地さえない「今日も」だった。

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