トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蛹化体が見当たらない…

2018-08-24 | 小父のお隣さん
 エノキの若木にアカボシゴマダラの幼虫が普通に見られる様なフイールドになっている。成蝶はしばらく見てはいないけれど小さい幼虫もいるから飛翔はしているのだろう。

 この幼虫は食樹から離れて蛹化するタイプでは無く「葉裏に白い蛹」と教えてもらったから幼虫を確認した樹では下側から葉裏も念入りに見て回っているものの、未だに確認できていない。
 写真の幼虫はどれも終齢幼虫と思えるのだけれど、このサイズは8月初めから確認できているのに蛹化体を一体も確認できないのは不思議だし少々残念なのだ。

 しかしまあ、幼虫は電気虫ほどトゲトゲではないにしてもケッタイなデザインで、小生的には恐竜のステゴザウルスを連想してしまう。日中、移動したり食事をしたりする姿は皆無なので夜間に活発になるのだろう。もう忍者もどきでもある。

                 

上の池のオーバーフロー改修 1日目

2018-08-24 | 水辺環境の保全
 貯水機能を安定させるためにオーバーフロー部の改修をしたいと常々思っていたものの、現行機能している状態では優先順位は上がらない。しかしオーバーフロー部の土嚢を悪戯され水位を下げられてしまったから「暑い盛りの作業ではない」と思いつつ腰を上げた。
 水位20㎝程度になってしまったのでは水底の温度は30℃にもなろうと言うもので、少しは水深を深くしておくのが安全策なのである。

 下流部の泥水池の水深は10㎝程度なので、ほぼ気温と同じ状態で推移するだろうが、大きい上の池だけでも高水温を防げれば生物保全には安心だ。

 1日目の作業は土嚢の崩れるのを防ぎ泥を溜めて底上げを図った部分の丸太材の曳き出しと土嚢積みを予定したが、丸太材の曳き出しで息切れする有様だった。30℃を越えた中での重たい丸太の移動は冬場に行いたかった作業なのである。

 更に土嚢袋に土を詰め水密構造になる様に積み上げなばならず、これだけでも30袋は必要な見積もりだ。幸いにも土嚢袋を使い切って6袋しか詰めなかったものの「いやもう十分です」と恥も外聞も無くお手上げしたかった。

 それにしても西日本豪雨災害の被災地での土砂の片づけや瓦礫の片づけなどは、小生の作業とは比べ物にならない重労働である事は息切れして喘いでいる小生にはよーく理解できる。現在注目の尾畠氏は年上であるけれど、小生にはあのような活動はとても無理無理で完敗…。

           高齢者ピンキリ揃うお役人歴はキリでも為すはピンのみ