トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「小さくて名前も見えない」

2018-08-15 | 小父のお隣さん
 二つ池の畔、猪が外した喫水線に於いた丸太を戻そうと寄った時に、足元からワラワラとイトトンボが飛立った。羽化したての様で体色も薄くひ弱な感じがする。体長は35mm程度の、いわばフイールドでは最小クラスのイトトンボである。

 撮影してみたが、当然名前の確定を出来るはずもなくアップしたのだが、トンボ愛好家なら一目瞭然なのであろう。今期、このサイズはクロイトトンボがいるが、クロイトトンボの方が体長が少し大きいように思える。

 現在のフイールドでイトトンボ類はキイトトンボが飛翔しているだけになった。涼しくなればオオイトトンボも姿を見せるであろうが、くだんのキイトトンボは最盛期を過ぎ、水辺を離れ単独でフラフラ徘徊している。小生には少しばかり親近感が湧く。
 なんというか捕食される機会を求めているようにも思ったのだが考え過ぎか…。

              トンボ道喰われる事かと見つめたり

止まぬ あなアナ穴…

2018-08-15 | 性向有毒の翁なれば
            穴寒し鼻毛そろえしハレの朝

            あな寒し闘士亡きあと島の秋

            アナ寒しエルサ触れればみな凍る

            あな寒し廃絶求めぬ黄泉の主

            あな寒し惨禍伝うる者は減り

            濁政指揮者奏大本営十五日

            あな哀し男一匹首七つ

            孔深し水辺の苦労水の泡