トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

倒木処理やら除伐やらで…

2018-07-12 | 今日は真面目に
 腐食して林道に落ちてきた枝で気付いた風倒木、幹本体は椎の木に隠れて分からなかった。頭上に落下の恐れもあるからと処理する事を急ぎたかったけれど断水復旧や刈り払いを優先した結果、遅れてしまった。
 この日、ようやく手数が揃い処理出来た。まずは林道へ落下確実だった倒木2本を林道上に落として処理する。この斜面は勾配がきつくスパイク付きの地下足袋に脚絆を巻き足こしらえから備えたが、それでも急斜面だと足場が弱い。転落しないよう、巻き込まれないように慎重に切断して落とした。落とした本体はYさんMさんが切断し集積、その間に小生は大きくなり過ぎた桑の樹を除伐する。

 駐車場と沢との肩に安全策として植えこんだ桑だったが、高圧架線に触れそうにまで伸びたから除伐、というより地上1mで切断し株立ちを狙っての事でもあるから萌芽更新とも言えるだろう。
 都合2本の桑を切断し、樹種名は不明の1本は片枝を切り取った。これも架線に触れていたのだが、既に何回か業者が先端部の整姿剪定を行って架線事故防止を図っている樹である。
 そのたびに幹元から切断してと要請していたものの「作業内容が異なる」と処理してくれなかった。この枝を処理すれば当分、架線に樹冠が触れる事を防げる。チェーンソーの用意があったから、これも処理した。

 結果としては「1ヵ月分の作業をしてしまった…」という程の作業量で、枝の処理と集積に労力を費やされる。この日の最高気温は32℃の真夏日、それでも処理残しの桑と茶の樹がある。翌日も更に暑くなる予報だけれど2日続きのチェーンソー作業となりそうだ。

     架線にかかる横枝処理 ➡  落とした ➡  細断片づけ