トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

池に遮光する

2018-07-15 | 水辺環境の保全
 「梅雨明け十日」に違わず猛暑の予報が続いている。池の水温は手を入れれば冷たく感じるけれど28度あったから、これ以上の上昇は何としても避けたい。

 昨年夏の猛暑で、この時は水温測定はしなかったけれどカラスガイを失った。園芸用の鉢底ネットの大巻があるので、これを遮光幕代わりに池に張った。遮光率はどの程度になるか不明だが、見た感じは「木漏れ日風」に見える。

 遮光率を上げれば植物性プランクトンが減少するだろうし、給餌していても貝にとっては本来の食物ではないから高度な遮光は避けた方が無難と判断した。
 今のところは豆乳を植物性乳酸菌で発酵させたヨーグルトを植物性ヨーグルト(液状)で緩め、乳酸菌や酵母などの菌製剤を投与して維持しているが、水温だけが大敵でコントロールは困難なのだ。

 池の底に丸く見えるのは貝を入れた容器だ。今までは籠に入れたものの貝の移動で砂が排出されむき出しになってしまう。そこで深めの鉢受け皿を使ってみた。値段が安い事と深さやサイズを選びやすい事に由る。