トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

程々の刈り払い

2018-07-01 | 今日は真面目に
 暑さが本格的になるに従い、夏草も伸び盛りである。日程が無く今期の刈り払いをしてなかった真竹林跡は既に草ぼうぼうで獣道やら木陰は猪様のお休み処と化していた。本来、猪様のご機嫌を伺う様な事は不本意であるから見通しも良くしておかねばならず、木本は残し草本は全て地際から刈り払う。

 しかしながら蔓草のヤブマメが低中草部を蔽い刈り払い難い事この上も無かった。以前の蔓草はカラスノエンドウが多かったのだが、これの長さはヤブマメほど伸びないので比較すればこっちの方が楽だった。
 刈り刃を動かした部分は刈れていても、その周囲に蔓がつながっており操作の邪魔をする事おびただしい。なんと腹立たしい事か…。

 とは言え、真竹林跡は終了し次は周囲の斜面作業になる。ここで長靴では足元が不如意となるからスパイク付きの地下足袋に脚絆をつけて作業する。まあ、身支度をそれに合わせて整えると、おのずから危険防止の備えにもなる。

 夏草の伸長期にあわせバリバリ作業を行いたいところであるけれど、術後の定期診察で「古くなったチューブのパンクはパッチを当て修理してもパンクしやすいのは改善していません」とやんわりと釘を刺された小生としてはパンクする訳にもいかず、パンクロックで憂さ晴らしをするほどの度量も無く刈り払いも程々で続けるだけである。

 そんな現状を見かねたのかどうかYさんが全面刈り払いで良い部分を処理してくれていたから大助かりだ。

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