トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

八月から被害が増える…

2017-08-20 | 小人閑居して憮然
 写真の部分は泥水池3と5の法面の現状だ。
 八月に入る頃からフイールドでの猪の採餌跡、掘り起しが目立ってくる。林道の堆積土や腐植土、道路わきの腐植質部から顕わになって、刈り草の下などが狙われる。
 一通り行うと、定植や坪刈り作業を施した若木の根元や造成した畦や堤、法面の被害が多発する。フイールド全般にくまなく荒らすのなら怒りも無いのだけれど、手を入れた部分が先に集中して掘り返されるので辟易してしまう。

 写真の法面、基部から掘り上げられ、ついには上面に達してしまった。これ以上破壊されると流路が崩れる。やむなくアセフェート粒剤を忌避剤代わりに散布した。雨水と共に池に入っても最終段の泥水池5だけなので生物被害は最小限だ。
 
 周年、獣類の被害を見ていると人の対応が優し過ぎるのを強く感じる。数日前もキタキツネが日中から公園で人や犬を追い立てているのが放映された中で、法律を盾に「手の打ちようがない」と行政はほざいていたけれど、「何をかいわんや」本末転倒で余計な仕事はしたくない行政の姿勢が見え見えである。


西の段、1と2の刈り払い

2017-08-20 | 今日は真面目に
 ここを刈り払えば既に膝丈まで草丈が伸びたタンポポ原っぱが待っている。泥水池の草取りも遅れているし、水域の構造補修も行いたい。真夏日が続くからと言っても作業は最盛期なのである。
 西の段2は日当たりが良いので草丈も伸びた。高生種はヤブマオやヨメナ類、低中生種はヌスビトハギが多い。ヤマフジやアカメガシワ、ウツギ類の実生の成長も早く「よくまあ!」とぼやきも出る場所だ。
 西の段1はおチビちゃんの遊び場として設えてあるのだが、ヌスビトハギやヤビジラミが繁茂して埋没してしまった。1も2も刈り払うのに手間がかかり二日がかりになった。

 二段目   ➡   

               一段目   ➡