トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「箱入りトンボに虫がつく」

2017-08-01 | 小人閑居して憮然
 稀ではあるけれどトンボにもダニが付く。世間を騒がせているマダニではないものの、おおむね赤い色をしたダニである事が多い。永田周辺には黒いダニや「非アリ」の類が多いが、古今東西こういう事態は稀だに…。

 さて、小生最大の疑問「ダニは虫と表現して正しいか…」と脳裏に過ったのだが、それはそれ短期記憶が劣化した海馬の影響で疑問さえ消えてしまった。これは厳しい老後に苦労をしなくても良いと言う神仏のご加護なのであろう。もったいなくも南無阿弥陀仏…。
 それは別にしても、小生の「箱入りトンボ」に虫がついてしまった。見出した部位は翅だったので、まだ取り付いたばかりなのかどうか、翅では吸血する場所が無い。撮影しつつ見ていると移動しているから体液を吸える場所に、おっつけたどり着けるだろう。

 このトンボ、林道の擁壁に止まっていたのを見つけ、身を乗り出しケータイで写していたら突然オスが飛びつき首っ玉を挟んで飛び上がってしまった。何時もの事だけれど一瞬の早業である。
 それにしても一対になると一体になったかのように飛行するのは見事だ。どうやってコミュニケーションをとっているのか。

 この疑問に小生の明晰頭脳は直ちに解を出した。トンボの翅の揚力は効率が良いから、羽ばたかなくてもオスが発生させる飛行力だけでメスは重さを零にするくらいは当たり前…。それならオス一匹だけでの飛翔能力と遜色はない、1馬力で十分なはずである。

 世間様では1馬力では生活立ち行かなくなってしまったけれど「残業代払わん」なんて政府主導で企む怪革なんてもってのほかである。バブル弾けて以降、度重なる怪革で民には家族の喰いぶちさえ稼げなくなり、生活揚力さえ失わせている。まあ、ダニの行う事はそういうものと決まっている…。

刈るは続くよ何時までも…

2017-08-01 | 今日は真面目に
 まあ、どこまでも続く刈り払いではないけれど、何時までも続くと思えるのが盛期の刈り払いである。梅雨から9月頃までの草本の伸長著しく、果てしも無い作業の様に思えてくるのが例年の事であり、作業を休めば「元の木阿弥」、元の荒れ山・藪山に戻ってしまう。何事も回復させるには多大の労力が必要でも荒れさせるには手を出さなければ良いだけで、いとも簡単になる様になってしまうのだ。

  ➡  切通し部          台地法面

 昨年から法面にススキを残している。二年目ともなると大株になって周囲を圧倒するが、バッタなどの食草でもあるし、カヤネズミの営巣場所でもあるので意識的に残している。
 平坦面にも残してみたのだが、見通しが悪く猪のお宿を提供する事につながってしまうので、隠れ場所の可能性は排除する視点は持たねばならない。
 小動物だけを優先して環境づくりを行うと野獣の跋扈域を広げてしまいかねない。「小事は大事」なのだ。

        罪無局なら栄転出世いけいけ小サギは即籠の鳥