トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

漏水部の探索

2017-08-07 | 水辺環境の保全
    ➡    露出させたが無駄骨だった
 二つ池の水深が戻らない。原因は漏水にある事は明白なのだが漏水部が判明しないのである。通常は減水した水際線を探れば発見できる事が多かったのだが、今回はどう眺めても判明しない。

 つながってひょうたん型になった池のくびれ部には水の流れがあるから、下側の池に漏水部があると判断しているのだが分からない。そこで唯一、確認していない池中央の小島部分にあると睨み覆っている草を刈り取って見た。
 土盛りした部分より水域内へミゾソバの白根がマット状に繁茂して水際線を隠しているので、これも鎌で刈り引き上げてみた。結果は惨敗で発見できなかったのである。
 流出部は判明しており、地下50㎝程のところに15㎝程の空洞が出来ている。探索中も濁った水が出ていたが泥水状態では無かったから小島の周囲からではなさそうだ。

 このまま水域全体を減水させておくのも忍びないから、くびれ部に半割丸太を埋め込み堰き止めて、上流側だけでも満水位を復活させておく。今回発見できなかったとは言え、早いうちに根治術を施さねばならないので一苦労も二苦労も予想される。まあ「水商売」とはよく言ったものである。

         接続部 ➡     堰を再建