トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

遊んでほしいのに嫌がる…

2017-08-04 | 小父のお隣さん
            絡み上手だ      胸の高さで尾は接地

 泥水地でシマヘビに出会った。体長は頭部を胸の位置で尾が接地するから120㎝程だ。体長の割にはスマートだから太るのはこれからなのだろう。
 今期はツチガエルやニホンアカガエルの数を見ているから採餌には不足は無いだろうが、カエルを食べてほしくないのも本音なのだ。

 夏本番ではおチビちゃん達も来ず、蛇を捕まえたところで口を開け威嚇してくるし腕にも巻き付く。いたぶる気持ちは無くても嫌がられているのはありありだったから撮影して放した。
 まあ、水辺にヘビが出るとホッとするのだが、先日はマムシがいてゾッとした。そのマムシ、水路に飛び込み、そのまま護岸の丸太下部に没した。呼吸のために出てくるかと待っていたけれど逢えなかった。ヘビにも嫌われている今日この頃だ。
 フレンドリーに接しているのに、盛んに舌をチョロチョロ出していたから加齢臭が原因なのだろう。時折は硫黄泉に浸かり命の洗濯も必要だ。

 小学生の頃か、父に連れられ家のお稲荷さん周辺で草刈りをしていた折、三面張りの水路に大きな青大将が落ちて登れずにいた。深さは背丈はあったろうか。
 父は枯れ木を持ってきてヘビの鼻先から立てかけた。ほどなく青大将は枯れ木を上り草叢に消えたのだが、父がそういう行為をするなど思ってもいなかったからあっけにとられた事があった。でも、その理由は理解していたのであるから田舎の小僧というところ…。

 先日、小学生がヤマカガシに噛まれた事件が報道されたが小生はヤマカガシやマムシには手を出さないものの、毒蛇でなくても噛みつくし出血させられる。
 写真は二年前の出来事だが、咬みついたヘビは大物で、咬みつかれた瞬間、荒い紙やすりを押しあてられた感覚があった。まさか出血するとは思わなかったが、血が流れ出す甲を見せながら「小父さん、毒が回って夕方には死ぬかも…」と集まっていた母子グループを怖がらせてやった。ちょっと楽しかったかも…。
 まあ、咬まれてもタダでは済まさない。年金も減らされたから…。


巡回路の刈り払い

2017-08-04 | 今日は真面目に
 水見回りするルートの草丈が伸び歩きにくくなってきた。昨年までは、これを刈り払いの目安として周囲をも刈り払い草地を維持してきたが、今期は通路だけをとりあえず刈り払う事にした。
 大きな理由は、キイトトンボが増加した事とニホンアカガエルの個体が目に付くようになった事にある。

 一昨年、昨年あたりはヘビやツチガエルさえ「減った」と思わざるを得なかった理由の一つに、刈り高にもあったのではないかと感じたからである。つまり捕食者に発見され易くなった事と猪の増加と無縁では無いだろうと言う事に尽きる。

 キイトトンボの生息空間を見ていると草叢内が多い。開けたところに出てくるのは稀である。アカガエルはツチガエルより行動範囲が広く、水辺とは遠いタンポポ原っぱでも姿を見る事がある。これらを勘案すると草叢は残しておいた方が捕食され難くなるはずだ、と思ってする事なのだが見当違いであっても全く構わない範囲だし、改めて検討はせず、ただ健闘するのみ。

         刈り払い雑念も消ゆ否沸くわい

      二つ池周囲      上の池からの流路脇