トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

無い無い尽くし あるある時点2

2009-02-10 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Sn3d0430_2『まつりごとチンチロリンと音もさやか』

『イバリして自ら下ろす帳なり』

『四語なれば信義誠実金で塗り』

『人恥超ゆエリート達の高恥能』


母の命日 旅路の果ては

2009-02-10 | 今はうたかた

Sn3d0501 『痛み責め母は脹らみ黄泉に萌え』

『餓え責めの父は乾びて草もみじ』

『転がるは如何ともなし露の玉』

『信じたし弥陀の手のひらハスの上』

『命日の祈りの数も残り花』

 父も母も厳しい最期だった。

母の時は「緩和ケア」なんて概念は無かった頃だから「モルヒネは使えませんか」の願いに「死期を早めるだけだ」で終わってしまった。

何昼夜呻いたことだろうか。素人目にも歴然とした事態だったのに。「延命日数」という数字が最優先なのだ、人ではないのだと愕然とした。

父の場合も篭城に等しい身体状況だったから想像するに余りある。