風雨も気温も荒れた春一番だった。最高気温が26.8度とか。尋常ではなかった。
そのためもあったのだろうが森の小枝に新芽が萌え出した。午前はまだ穂先のように硬く閉じていたが、午後は若葉の形がわかるほど展開していた。寒の戻りがある、との予報だが、季節は間違いなく春に向かっている。
帰り道、ホダ場に寄った。雨が降ったせいか椎茸発生がさかんだ。大きなのはみりんと醤油をひだに注いで「チン」で食べた。包み焼きのほうがおいしいのだけれど、横着、横着。
横に顔を出していたフキノトウは茹でて酢味噌和えで食した。多く取れればフキ味噌にしたのだが、ともかく春の味は堪能した。春一番のお陰です。