16日(水)。わが家に来てから今日で3137日目を迎え、米南部ジョージア州の大陪審は14日、2020年大統領選で敗れたトランプ前大統領が結果を覆そうとして、同州の票集計作業に干渉した疑惑を巡り、トランプ氏と、法律顧問を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長ら19人を起訴したが、トランプ氏は20年大統領選の際、ジョージア州で1万1779票差で敗北、この結果を覆そうとし、同州の選挙管理を行う州務長官に電話をかけ「私がしたいことはただ(票差を1票上回る)1万1780票を見つけることだ」と迫っていた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプが起訴されるたびに 政治献金が増えるのは 米国民がアホだらけだから?
昨日の夕食は娘が餃子を焼いてくれました 王将の冷凍餃子ですが、とても美味しかったです 私はせめてスープでもと思い「野菜とウインナのスープ」を作りました、が写ってませんね 料理を作ってもらったら 皿洗いをする。これは常識です
宇佐見りん著「推し、燃ゆ」(河出文庫)を読み終わりました 宇佐見りんは1999年生まれ。2019年「かか」で第56回文藝賞を受賞しデビュー 同作は史上最年少で第33回三島由紀夫賞を受賞。第2作「推し、燃ゆ」は第164回芥川賞を受賞し、2021年本屋大賞にノミネートされたほか、世界15か国・地域で翻訳が決定し、現在 単行本累計80万部を超えるベストセラーとなった
主人公はアイドルグループ「まざま座」に所属する8歳年上の上野真幸(うえの まさき)を推す、高校生の山下あかり アルバイト先ではミスが多いため「あかちゃん」と呼ばれ、学校の成績もパッとせず、家庭内でも怠け者扱いされている そんなあかりは、バイト代はすべて真幸のライブチケットやグッズにつぎ込み、”推し”を本気で追いかけ、推しを”解釈”してブログに残す 全身全霊で打ち込めることが自分にもあるという事実を教えてくれたとして、真幸を生きる上での「背骨」のように思うことで、ままならない日常をなんとか生きていた そんな中、”推し”がファンを殴り、SNS上で炎上してしまう あかりの”推し”である真幸は なぜ 誰を殴ったのか? 自分に何ができるのか? と思いめぐらす しかし、真幸は彼女の心配をよそに、アイドルグループの解散と、アイドル引退宣言を発表する あかりは「この先どうやって過ごしていけばいいのかわからない。押しを推さないあたしはあたしじゃなかった。推しのいない人生は余生だった」と思い詰めるが、「もう追えない。アイドルでなくなった彼をいつまで見て、解釈し続けることはできない。推しは人になった」と観念する。しかし、これまでの人生を振り返り、イライラが募るばかりだった
”アイドル(推し)の追っかけ”は、いつの時代にも存在するし、身に覚えのある人も多いのではないかと思います 小遣いやバイト代は自分が”推す”アイドルのライブチケットやグッズにつぎ込み、コンサートツアーがあれば、全国どこにでも追っかけていく それが青春というものですが、青春は年齢ではないので、いくつになっても”推し”を応援することに生き甲斐を感じている人は少なくないと思います そういう人がこの本を読むと主人公の悩みや葛藤が良く分かり、感情移入してしまうと思います 本書では、”推し”がアイドルを引退した後、誰かと同棲していることが分かり、あかりはシラケてしまい、今までの”推し”への想いは何だったんだ、と自虐的になります 本当の”推し”とは結婚しようが別れようが一貫して応援し続けることではないかと思いますが、引退してしまっては仕方ありませんね
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