2日(木)。わが家に来てから今日で1921日目を迎え、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が、保釈条件で海外渡航が禁じられているにもかかわらず、国籍を持つレバノンに逃亡したことが分かった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
保釈保証金15億円を没収されて プライベートジェットで国外逃亡なんて 金持ち!
昨朝、マンション1階のメールボックスに朝日と日経の元旦号が詰め込まれていました 朝日は本紙と6種類の別刷り特集(ラジオ・テレビ、エンタメ等)で合計116ページ、料理用の秤で計ったら500グラムありました 一方、日経は本紙と5種類の別刷り特集(オリンピック、5G等)で合計112ページ、450グラムありました
BGMにウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団によるシュトラウス兄弟のワルツ・ポルカ集のCDを聴きながら、朝からじっくりと読みました 今年初めて聴いた音楽はJ.シュトラウス2世のワルツ「朝の新聞」となりました
両紙に共通している大きな特徴は、第1面に「ゴーン被告、レバノンに逃亡」という記事が掲載されていることと、今夏 1964年以来56年ぶりに東京オリンピックが開かれることから、新しく出来た国立競技場やメダルが期待される選手たちを中心に「2020オリンピック特集」が組まれていることです
また、両紙とも元旦号らしく広告も”全面広告”が多く見られましたが、中でも目を引いたのが両紙に掲載された西武・SOGOの企業広告です 紙面中央に数行のコピーが書かれており、その下に幕内最小力士・炎鵬の写真が小さく配されています 中央のコピーは空色を背景に白抜きの文字で次のように書かれています
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇蹟なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
そして、その下に小さな黒文字で次のように書かれています
ここまで読んでくださったあなたへ。
文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。
逆転劇が起こります。
ここで逆から読み直して、「アッ」と驚き、かつて一世を風靡した糸井重里氏による1980年代の西武デパートのキャッチチコピー「おいしい生活」を思い出し、広告表現も進化したなあ、と感慨にふけります
そして目を紙面の左下に転じると、大きな白抜き文字で次のように書かれています
さ、
ひっくり
返そう。
紙面右下には西武とSOGOのマークがあしらわれ、そのすぐ上に次の言葉が書かれています
わたしは、私。
このコピーを見て、ひっくり返ったのは固定観念に凝り固まったわれわれ読者です こういうコピーを「逆転の発想」と言います
今日は逆転の西武でお年賀を買って、埼玉県S市の実家に年始の挨拶に行きます
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