4月1日(月)。今日から4月、新年度です 月日の流れは速いもので2024年もすでに4分の1が過ぎてしまいました 月が変わったので、先月ツキがなかった人はツキが回って来る可能性があります ただ、「何か良いことがあるといいな~」という消極的な気持ちではツキはやってきません ツキはチャンスと言い換えても良いかもしれません。チャンスは常に準備ができている人にやってきます 準備は出来ていますか
話は変わりますが、昨日は暑かったですね 東京で28.1度と7月並みの気温でした そんなわけでコンサートにはジャケットを着ず、カラーシャツ姿で出かけました これも地球温暖化の影響なのでしょうね 「もしトラ」が「本トラ」になってトランプが米大統領になったら地球温暖化促進間違いなしでしょう 全地球規模で 非常に危ないと思います
ということで、わが家に来てから今日で3366日目を迎え、幹線道路を走るトラックの後部パネルに、等身大のバイデン大統領が縄で縛られ横たわっているように見えるビデオを、トランプ前米大統領がSNSに投稿したことが物議を醸している というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプが手錠をかけられて 鉄格子越しに叫んでる動画を投稿したら 皆信じるだろ
昨日、ミューザ川崎シンフォニーホールで「第13回 音楽大学フェスティバルオーケストラ」公演を聴きました プログラムは①マーラー「交響曲第10番」よりアダージョ、②ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲です 演奏は9音楽大学(上野学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東京藝術大学、東邦音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学)から選抜されたメンバー 指揮はシルヴァン・カンブルランです
シルヴァン・カンブルランは1948年フランス・アミアン生まれ。2010年から9年間、読売日響常任指揮者を務め古典から現代まで幅広いレパートリーを演奏し、高い評価を得ました
自席は1C10列15番、1階センターブロック左から2つ目です
オケは14型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという並び コンマスは桐朋学園の木立寛人君です
1曲目はマーラー「交響曲第10番 嬰へ長調」より「アダージョ」です この曲はグスタフ・マーラー(1860-1911)が1910年に5楽章形式で作曲に取りかかりましたが、1911年2月末に細菌性感染症の悪化が原因で5月18日に息を引き取ったため、完成したのは第1楽章「アダージョ」のみとなりました
カンブルランの指揮によりヴィオラ・セクションのアンダンテの序奏で開始され、アダージョの主部に移ります この移行部はいつ聴いても背筋が寒くなるほどの感動を覚えます 弦楽セクションの渾身の演奏が素晴らしい 終盤近くの管弦楽による最強音の悲痛な叫びは、妻アルマとの破綻の嘆きのように響きます
この演奏を聴くのにあたり、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルによる4楽章完成版(デリック・クックの補筆改訂版)で予習しておいたのですが、作曲当時のマーラーの心情を考えると、この曲は第1楽章「アダージョ」だけで完結しているように思います
プログラム後半はラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲です この曲はモーリス・ラヴェル(1875-1937)がロシア・バレエ団の主宰者セルゲイ・ディアギレフの依頼により1909年から1912年にかけて作曲、1912年にパリで初演されました この曲は第1部「パン(牧神)とニンフ(女精)の祭壇の前」、第2部「海賊ブリュアクシスの陣営」、第3部「第1部と同じ場面」の3部から成ります
オケは14型のままで弦楽奏者は前半と同じメンバー、管楽器群が総入れ替えとなります コンマスは国立音大の竹中天音さんに代わります ステージ下手にはハープ2台とチェレスタがスタンバイ、2階正面のP席には9大学選抜による男女混声合唱団(下手側に女声38名、上手側に男声30名)がスタンバイします
カンブルランの指揮で演奏に入りますが、色彩感にあふれた素晴らしい演奏が繰り広げられました とくにフルートの女子学生はプロ並みの演奏で存在感を示しました ピッコロの男子学生も冴えていました またオーボエの女子学生、クラリネットの男子学生も素晴らしい演奏を展開しました ホルン、トランペット、トロンボーンなども渾身の演奏を繰り広げました コンミス竹中さんのソロも素晴らしかった 全曲の中では第3部の「夜明け」におけるキラキラ光る演奏が印象的でした 咆哮する管楽器、炸裂する打楽器、渾身の弦楽器によるフィナーレは圧巻でした
満場の拍手とブラボーが飛び交うのなか、カーテンコールが繰り返され、各楽器がセクションごとに立たされ大きな拍手を浴びました まさにプロ顔負けの素晴らしい演奏でした
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