6日(土)。わが家に来てから今日で2319日目を迎え、菅義偉首相は4日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を通知するスマートフォン向けアプリのうちアンドロイド端末では4か月間、陽性の登録があっても通知されない状態になっていたことについて「お粗末だ」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
内閣支持率が下落する菅内閣の政策がこれ以上「お粗末」と言われないように祈る
昨日、夕食に「チキンステーキ」を作りました お酒はやっぱりワインでしょう
昨日、新文芸坐でカリン・クサマ監督による2018年製作アメリカ映画「ストレイ・ドッグ」(121分)を観ました
ロサンゼルス市警の女性刑事エリン・ベル(ニコール・キッドマン)は、酒におぼれ、同僚や別れた夫、16歳の娘からも疎まれる人生を送っている 17年前、FBI捜査官クリスとともに犯罪組織に潜入捜査をしていたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯して捜査に失敗し、今なおその罪悪感に苛まれていた そんな彼女のもとに、ある日、差出人不明の封筒が届く 中には紫色に染まった1ドル紙幣が入っており、それは行方をくらませた17年前の事件の主犯からの挑戦状だった
この映画は日系女性監督カリン・クサマが、オスカー女優のニコール・キッドマンを刑事役に抜擢し、過去の失敗で心を蝕まれた女刑事が忌まわしい過去と向き合う姿を描いたサスペンス・ノワールです
この映画は、ニコール・キッドマンという女優のこれまでのイメージを覆す作品です 彼女は17年前と現在のヒロインを演じ分けていますが、特殊メイクも手伝って現在のエリンを”野良犬”(Stray Dog)のような眼光鋭い顔付きにしています 今まで、これほどまでに無頼漢的な女性刑事を主人公にした映画はあっただろうか とにかく彼女の体当たり演技が凄い
【以下、ネタバレ注意】
17年前、エリンとクリスは犯罪組織の仲間入りしたフリをして、彼らと共に銀行強盗を実行しますが、その時に、クリスが銃で撃たれて死んでしまい、エリンは彼を救うことができなかったのです 実は、エリンは刑事であるにも関わらず、クリスに銀行強盗で得た金を犯罪組織の仲間と山分けして上司にもバレないようにしようと持ちかけていたのです この映画の原題は「Destroyer」(破壊者)です。これまで男性の”汚れた刑事”はいくらでも例がありましたが、エリンは女性刑事の常識を覆えす「Destroyer」なのでしょう
昨年観た映画でマイベスト1に挙げた「異端の鳥」が池袋の新文芸坐でリバイバル上映されます これはバーツラフ・マルホウル監督による2019年製作チェコ、スロヴァキア、ウクライナ合作映画(モノクロ・169分)です
物語は、第二次世界大戦中の東欧のどこかで、ホロコーストを逃れた少年が一人で旅に出て、行く先々で「異物」と看做す人々から酷い仕打ちを受けながらも、何とか生き延びていくという内容です
新文芸坐での上映は次の通りです
2月7日(日)開場=10:40、開映=11:00、終映=13:50
〃11日(木)開場=19:10,開映=19:30、終映=22:20
全席指定で一般=1600円、学生・友の会・シニア=1200円です
上映前日の10:00からオンラインと現地窓口で販売(オンラインは+50円)されます
当日でも指定席は取れると思いますが、空席状況その他の詳細は 03-3971-9422 新文芸坐まで
映画の概要と感想については2020年10月14日付toraブログをご参照ください
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