人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

綿矢りさ原作・大九明子監督「勝手にふるえてろ」を観る~恋愛未経験女子の妄想と暴走の物語

2018年06月29日 07時23分54秒 | 日記

29日(金)。わが家に来てから1366日目を迎え、米輸入鉄鋼協会は トランプ政権による鉄鋼への追加関税は違憲だとして米国際貿易裁判所に提訴し、米自動車工業会も輸入車への追加関税に反対する意見書を米商務省に提出した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                 誰からも歓迎されない政策はアメリカ・ファーストに反すると思うんだけどなぁ

 

         

 

昨日、夕食に「豚バラ麻婆茄子」「生野菜と紋甲イカのサラダ」「トマト、レタス、ニンジン、ベーコンのスープ」を作りました   「豚バラ~」は辛みがちょうどよく出来ました

 

     

 

         

 

昨日、神楽坂のギンレイホールで綿矢りさ原作「勝手にふるえてろ」を観ました これは大九明子監督・脚本による2017年のラブコメディ映画(117分)です

主人公のヨシカ(江藤良香=松岡菜優)は24歳のOL。彼女は中学時代の同級生「イチ」(北村匠海)に10年間片思いの恋を抱いている。そんなヨシカの前に突然、会社の同期「二」(渡辺大和)が現われ愛を告白される。ヨシカは「人生初告られた」とテンションが上がるが、脳内の片思いとリアルな恋愛の同時進行に、恋愛未経験のヨシカは「私には彼氏が二人いる」と思い込み、彼女なりに悩んでいた ヨシカはある出来事をきっかけに「一目で良いから、今のイチに会って前のめりに死んでいこう」と思い立ち、嘘をついて同窓会を計画し、ついに再会の日が訪れる 大人になったイチと話をするチャンスが訪れ、お互いが絶滅危惧生物に興味があることが分かって大いに盛り上がるのだが、イチから思いもかけない言葉が発せられる

 

     

 

原作は2001年に「インストール」でデビューし、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説です この映画の最大の面白さは主人公ヨシカから高速で発せられる毒舌と独り言です いかにも、現代っ娘が喋りそうな語り口で機関銃のように喋りまくりますが、まるで漫画です ヨシカの行動をキャッチフレーズで表すとすれば「妄想と暴走」です

ヨシカの隣人で いつもオカリナを吹いている女性(片桐はいり)の表札が可笑しい。岡里奈

映画の中盤で、突然ヨシカがミュージカルのように歌を歌い出したので、「あれっ、この映画はミュージカル映画だったっけ?」と一瞬 疑問が生じましたが、普通のパターンに戻ったので安心しました

テンポ感のいい、楽しい映画でした

 

     

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