10日(火)。昨日、読売日響の2023ー2024シーズン定期会員変更手続きをしました サントリーホールでの「定期演奏会」を座席変更のうえ継続し、新たに同ホールでの「名曲シリーズ」の申し込みをしました 午前10時から受付開始だったのでWEBサイトからアクセスしましたが、比較的早めに繋がりました 定期演奏会は1階センターブロックの右通路側から左ブロックの右通路側に移動しました。名曲シリーズは1階左ブロック右から2つ目を押さえました。残念ながら通路側は取れませんでしたが、1年後に期待します
今回の申し込みにより、4月5日(定期)、6月28日(名曲)の公演が「新国立オペラ」(「アイーダ」「ラ・ボエーム」)とダブり、11月30日の公演(名曲)が「東京シティ・フィル」とダブります 4月と6月については「新国立オペラ」を他日公演に振り替え、11月については読響を10月22日の「日曜マチネー」に振り替えることにします
ということで、わが家に来てから今日で2920日目を迎え、北海道新聞は8日、2030年の札幌五輪招致を札幌市民の67%が「反対」とする世論調査結果を報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
電通と電通出身者が絡む五輪は巨額汚職が避けられないと判明した まだ懲りない?
昨日、夕食に「サーロインステーキ」と「白舞茸の味噌汁」を作りました 相変わらず娘が朝4時起きで出勤しているので、体力を付けないと身体が持ちません どうしても肉食が多くなりがちです
デザートは苺とチョコレートですが、苺は写ってません
早稲田松竹でバーバラ・ローデン監督・脚本・主演による1970年製作アメリカ映画「WANDA/ワンダ」(103分)を観ました
ペンシルベニア州の とある炭鉱で、夫に離別されたワンダ(バーバラ・ローデン)は、子どもも職も失い、有り金も擦られてしまう わずかなチャンスをすべて使い果たしてしまったワンダは、薄暗いバーでノーマン(マイケル・ヒギンズ)と名乗る男と知り合う ワンダはその傲慢な男と行動を共にし、いつの間にか銀行強盗の共犯者として逃避行を続けることになる
この映画はアメリカの底辺社会の片隅に取り残された女性が、崖っぷちの人生を懸命に生きる姿を描いたロードムービーですが、製作の約10年ほど前に実際に起きた男女による銀行強盗事件に着想を得て製作されたといいます
何の取柄もなく、一人で生きていく自信のないワンダは、最初は周囲の言いなりになって行動するしかない”弱い女性”でしたが、ノーマンの共犯者になったことをきっかけに、”自分にもできることがある”と自信を付けて、最後には強引に迫る男を振り払って逃れる”強い女”に成長します
この映画の監督と主演を務めたバーバラ・ローデンは「欲望という名の電車」や「エデンの東」などで知られるエリア・カザンの妻として名が知れていました 彼女は30歳を過ぎたころ、”妻”という従順な女性像に縛られることに反感を覚え、自ら監督を務めることによって彼女自身のアイデンティティを確立しようとしたのが、唯一の監督作である「WANDA」でした
彼女は1980年に乳がんにより48歳で亡くなりましたが、この作品は公開時の1970年にベネチア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞したにも関わらず、アメリカでは黙殺同然でした その後、2003年にイザベル・ユペールが配給権を買い取りフランスで上映されました 2007年にはオリジナルのネガフィルムが発見され、2010年にマーティン・スコセッシ監督が設立した映画保存運営組織ザ・フィルム・ファウンデーションとファッションブランドGUCCIの支援を受け、プリントが修復されました 日本では2022年に劇場初公開されました