人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を観る~新文芸坐

2018年12月08日 00時35分35秒 | 日記

8日(土)。昨夕は内幸町のNPCビル地下の焼き鳥Oで開かれたW調剤薬局主催のクリスマス会に声を掛けていただいたので、参加しました 現役時代から参加していますが、この会の特徴は、会の中盤でプレゼント交換会があることです 参加者は各自1200円前後のプレゼントを用意し それぞれに番号が振られ、クジで引いた番号のプレゼントがもらえるというものです 私が用意したのは、「フェルメールの日めくりカレンダー」と「音楽大学オーケストラのコンサートのチケット(チケット・ホルダー付き)」をセットにしたものです くじ引きの結果、私の景品はW薬局のW社長に当たり、焼き鳥0の若旦那の景品が私の手許にきました。ハンドソープとオーガニックコットンのフェイスタオルのセットでした 会では、OBのS氏、現役社員のK君、S建設のF氏、W薬局のW夫人、同薬局中堅女子職員と飲んで語らいました。楽しかったです 皆さまお疲れさまでした。また来年お会いしましょう

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で1527日目を迎え、吠えまくるモコタロです

 

     

 

大変失礼しました 契約通信社の配信ミスで近所に住む”二代目さくら”の写真を載せてしまいました ちなみに「さくら」の呼び方は春に咲く「桜」ではなく、映画「男はつらいよ」で、フーテンの寅さんが帰りの電車賃がなくなって、妹のさくらに「さくら、済まねえが500円貸してくんねえか」と頼むときの「さくら」の呼び方です 今後、二度とこのようなミスがないように注意いたしますので、今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします

ということで、わが家に来てから今日で1527日目を迎え、大相撲の冬巡業先の福岡県内で4日夜に 付け人の弟弟子に暴力を振るった平幕貴ノ岩(モンゴル出身)が責任を取り、引退する意向を固めたことが7日分かった というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      日馬富士に殴られた被害者が 今度は弟弟子を殴る加害者か 常に弱い者が犠牲だ

 

         

 

昨夜は私が外食だったので、娘のために「味噌味 麻婆茄子」と「ウインナとキャベツとトマトのスープ」を作りました 味噌味の麻婆茄子は初めて作りましたが、味見した感じでは結構美味しいです

 

     

 

         

 

昨日、池袋の新文芸坐で「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」と「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の2本立てを観ました

「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」は錦織良成監督による2010年松竹映画です

一流企業に勤める49歳の筒井肇(中井貴一)は、ろくに家庭を顧みず、忙しく仕事に追われる日々を送っていた そんなある日、故郷の島根で一人暮らしをしている母・絹代(奈良岡朋子)が倒れたという知らせを受け、また、同じ年齢の同期の同僚が事故死する それらをきっかけに仕事一筋の人生に疑問を抱き始めた肇は、子どもの頃に憧れていた一畑電車、通称”バタデン”の運転士になることを決意する 49歳にして採用試験に合格し、バタデンの運転手になった肇は乗客第一の姿勢で仕事に取り組み、妻・由紀子(高島礼子)や娘・倖(本仮屋ユイカ)とも和解していく


     


この映画は、49歳を目前に控えた一人の男が、身近な人物の入院や事故死をきっかけに、子どもの頃からの夢だった生まれ故郷の電車の運転手になるという「第二の人生出発物語」とでも言える作品です

実際問題として、一流企業で要職にある前途有望な男が、高い地位と名誉と給料を捨てて、給料が安い地方の鉄道会社の運転手になるというのは、余程のことがない限りあり得ないことだと思います しかし、一昔前ならともかく、「人生100年時代」が言われる今日においては、49歳は”人生の定年”の折り返し地点に過ぎません 本当にやりたいことがあるのであれば、体力的な問題はあるにしても、夢に再チャレンジすることも一つの選択肢としてあるのではないか そんなことを考えさせられる映画です


         


RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」は蔵方政俊監督による2011年松竹映画です

運転士として42年勤めた富山地方鉄道を1カ月後に定年退職することになっている滝島徹(三浦友和)は、ガン患者の在宅ケア業務に就きたいと話す妻・佐和子(余貴美子)ともめる 佐和子は徹と距離を置くため家を出てしまう 実は、佐和子には夫に伝えていない健康上の問題を抱えており、自分が動けるうちにガン患者に寄り添う仕事をしたかったことを徹は後で知る


     


この映画は、中井貴一主演の「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」に続くシリーズ第2作です。映画の舞台は富山になっています 前作が50歳直前の中年男の転職物語でしたが、本作は60歳で定年を迎えるまでの男と妻との再出発物語です

事情を知った徹が、佐和子から渡された離婚届に徹が印鑑を押して、結婚指輪を投げ捨てるところまでは予想が付いたのですが、その後の展開は読めませんでした いったいどうやってこの物語を収めるんだろうかと興味津々で観ていました。ラストシーンを観て、してやられました

いろいろな電車が出てくるので、両作品とも鉄ちゃん(鉄道ファン)にはたまらない映画だと思いますが、50代、60代の中高年者には考えさせられるところや 身につまされるところがあると思います 「家族を養うために仕事中心の人生を送ってきたが、自分中心に考えてこなかったか? 何かやり過ごしてきたことがあったのではないか?」と 人生100年時代、まだ間に合います

なお、RAILWAYSシリーズ第3弾「かぞくいろ  RAILWAYS  わたしたちの出発」がロードショー公開中です 

 

     

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