無駄に立ち止まってる暇はないはずなのに

今話題？の『ルックバック』を読んだ。

めちゃくちゃ良かった。ここ数年でいちばんの衝撃だった。芥川賞系の青春文学を読んだような気持ちになった。読み終えたその日に、もう2度読んだ。理解しなくちゃいけない何かがそこにはある気がした。

未読の方はぜひ読んでみて欲しい。150ページほどの漫画だ。気軽に手に取ってみて欲しい。

絵もめっちゃ上手いなぁと思った。一言に絵が上手いと言ってもいろんな意味があるけど（デフォルメだとか構図だとかパースとか・・・）、この作品はなんて言うか・・・読ませる絵だなぁと。登場人物が見たモノ、その時の表情、ちょっとした風景の変化から、いろんな感情や情報が読み取れるように描かれている。セリフや説明がないからこそ、逆に何度も絵を“読んで”みたくなる。
あとは、学校新聞の小学生感がものすごくリアルだった。読み始めてすぐに『これすげぇ』って思ったよ。

昔に比べれば最近は漫画をめっきり読まなくなったし、特にジャンプ系の漫画なんてほとんど手に取ってなかった。やっぱり今回みたいな刺激は常に欲しいものだよね。

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・・・とまあ、二日酔いに苦しむ中、漫画を読んでいたのである。

つい先日、今週はお酒飲むのやめようとか言ってたくせに、この有様この体たらくである。店を変え場所を変え、とにかく飲んだ。飲んでしまった。

誰にも信じてもらえないだろうけれど、最初はこんなつもりじゃなかったのだ。少しだけ飲んですぐに帰ろうと思っていたのだ。それなのにいつしか人が人を呼び、それが大きな流れを作り出し、私一人のつまらない自制心などいともたやすく押し流してしまった。その結果ものすごく楽しい夜となったし、みんなも楽しかったはずだし、素晴らしい出会いに満ちた夜となった訳だ。感謝しかない。

が、その代償が苦しい二日酔い。
この二日酔いと楽しいお酒とを天秤に掛けたとすると・・・まあ、どっこいどっこいかなぁと思う訳で、なかなか判断に困る。

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高校野球に蝉の声、今日は曇っているけど夏の暑さだねえ。