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やひこ太郎しいたけ

2020年03月01日 | 食べ物・飲み物

”しいたけは、過酷な環境でストレスを与えながら育てると良い”という
噂を聞いて、真相を確かめるため、
弥彦山のふもとでしいたけを栽培している
第四生産組合の竹野さん
しいたけ帽子をかぶって会いに行ってきました。


弥彦へ観光バスツアーでおじゃますると
必ず目にする「やひこ太郎」という名のしいたけ
7センチ以上は「太郎」になり、それ以下は「小太郎」
中太郎は無いそうです(笑)


さっそくハウスをみせていただきました。
”あれ?全然過酷じゃない””むしろ適温”
暖かく、湿気もそれほどありません、
天井に張られた黒いシートは、しいたけに優しい木陰の雰囲気を作ってあげているんだとか。


「朝、収穫したのでそれほど出ていないですよ」
それにしても、ものすごい原木の数!
1棟のハウスに2500本の原木
6棟のハウスがあるそうです。

原木に穴を開けてコマ打ちを体験。
菌床栽培は、3~6か月で収穫
原木栽培は、収穫までに1年~1年半かかる。
手間と時間がかかるため、ほとんどの農家さんが辞めてしまいました。


”しいたけと言えば、木から出てくるこのイメージですけど”
全国で、菌床栽培(オガクズのブロック)をしている農家が92% 
原木栽培は8%なのでスーパーなどでは流通しないそうです。


「雷が来ればいいのに~」と竹野さん。
えっ!今なんと!! 噂は本当でした!
コマ打ちをした原木を浸水するときに、冷たい水に沈めています。
ここで電気を流してショックを与えるやり方もあるそうです。
(ここではしていません)
雷が来るとしいたけの発生率があがるそうです。
他にも、ここは弥彦山に隠れてすぐに日が沈み、夜はすぐに寒くなる。
降雪は少ないが、その分、風が強く、過酷な環境がしいたけにストレスをあたえ
るため、しいたけ栽培に適しているそうなのです。



軸を手でもぎ取り、スキレットパンで さかさまにして半分焼き
お醤油をたらし、バターものせて いただきました。
しいたけ臭さが全くなく、繊維の密度が高いので
しっかりとした噛み応え!本当に美味しかったです。

しいたけ帽子をかぶって行ったこと、
だれも気が付いてくれなかったなぁ~。。。

生のしいたけが食べられるのは、
12月~3月とのことです。


にいがた県内専用の観光バスガイド なぐも友美
さぁ、新潟へ行こう!
いつもありがとうございます
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