昨日(9/3)政府税制調査会の答申骨子が判明したと、今日の北日本新聞に出ていました。見出しは、~社会保障に安定税収必要~というもの。概ね、これまでに散々聞かされてきた内容と言えます。その骨子は、~社会保障と国の財政を持続可能にするため、一段の歳入改革を政府に促す~というものです。要は、「増税せよ!」ということでしょう。どうしても消費税による増税が議論されがちになりそうですが、過去の所得税等の累進課税の割合を再検討してほしいと個人的にはいつも思っています。
いつだったか?ジョージ・ソロスなど世界の大金持ちが、「富裕税として金持ちからもっと税金を取るのが望ましい」と語っていたのを思い出します。そうすることで「経済の持続性」が保たれるからです。格差を放置して貧困層が多くなれば、社会そのものが破綻してしまいます。そうなれば富裕層も有利な立場を維持できなくなる可能性が大きいでしょう。だから、政治の行うべきは「所得の再分配を適正」となるようにすることだと常々思うのですが・・・。(土)