雨のやみ間の朝、真っ赤な花と出会いました。
梅雨空を吹っ飛ばしてくれそうな鮮やかな色でした。
調べてみると、グロリオサ・スペルバというユリ科の花でした。
市民農園の一角に一株植えられていました。
咲き始めの花びらの根元は黄色みを帯びていてきれいな色合いでした。
草丈1.5mくらいですが、雨のためか横に傾いていました。
グロリオサ・スペルバの原産地はアフリカの西部とか。
ユリ科グロリオサ属の半蔓性の球根植物(多年草)だそうです。
和名は、キツネユリ(狐百合)といい、ユリグルマ(百合車)の別名があるそうです。
なお、グロリオサ(Gloriosa )は、ラテン語の「gloriosus(見事な)」からきていて、
スペルバ( superba )は、「気高い」という意味だそうです。
本当に見事で気高い感じでしたが、全草に有毒物質(アルカロイドのコルヒチン)を含むそうです。
畑へ植えてはよくないようですね。