四季折々

~感じるままに~

「葉書の木(タラヨウ)」の不思議

2015-07-31 12:50:00 | 写真・花

久しぶりに、「葉書の木(タラヨウ)」の下を通ってみました。
不思議なことに、実は全くつけていませんでした。
本来、花は5~6月ごろ咲くそうですが、毎年は咲かない木もあるようです。


昨年末(12月26日)に写していたものです。
この時は、ほとんどの枝先にびっしりと実をつけていました。




今日見てみると、全く実はついていませんでした。


2本並んでいます。昨年は左の木に実がついていました。
「葉書の木(タラヨウ)」は、雌雄異株だそうです。右は雄株のようです。

ネットで調べてみると、
「2年ごとに実をつける」とか、「2~3年ごとしか実をつけない」などとの記述がありました。
理由は分かりませんでした。不思議ですね。

なお、「葉書の木」のいわれなどは、前回記述のとおりです。
クリックしてみて下さい。→ http://blog.goo.ne.jp/tomi153713102014goo/d/20141216


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落穂拾い

2015-07-30 12:57:02 | 野鳥

仲良し夫婦2組が、朝早くから落穂拾い(?)に励んでいました。
半分くらい収穫が終わっている枝豆畑です。
結構実入りがあったようです。






頭の白い方(雌?)が働き者のようでした。次から次に見つけ、もう一羽の方に持ってきていました。


ちょっと離れたところで、キジバト(山鳩)夫婦もやっていました。

早朝6時ころのことでした。
朝早くから、こんな畑をよく見つけたものだと感心しました。




枝豆は、間をおいて段階的に植え、段階的に実らせ、段階的に収穫されているようでした。
鳩たちは、当分の間おいしい豆にありつけそうでした。

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サツマイモの花

2015-07-29 12:55:00 | 写真・花

サツマイモの花が咲いていました。
沖縄や熱帯地方では、サツマイモ畑が花畑になるほど咲くそうです。
しかし、その他の地方(本土)では、めったに見られない光景だそうです。


アサガオを少し小さくしたような花でした。


違う花をどアップで写してみたところ、早朝から蜂が働いていました。(今朝6:00頃撮影)




まとまって咲いていて、どうも同じツルに花をつけているようでした。


こんな畑でした。花畑には見えませんでしたが、1か所ではなく所々で咲いていました。

調べてみると、
サツマイモは、短日植物で、昼の時間が短いときに咲くそうです。
しかし、サツマイモが育つ夏は、本土では昼の時間が長すぎて花を咲かすことができないそうです。
南に行くほど昼の時間は短いので、沖縄では花が咲くのだそうです。
鹿児島は微妙な昼の長さなので、時々咲くことがあるようです。

では、安佐北区で、なぜ咲いたのでしょう??

栄養成長(芋の肥大)ができない環境下におかれた場合、咲くことあるそうです。たとえば、
 ・ 干ばつ気味の年。
 ・ 赤土でマルチ施用、施肥が少なく、降雨量も少ないケース(ツルの伸張遅れになるため)。
 ・ 病気にかかったり、芋をネズミにかじられたりした場合。
などだそうです。

この畑は、マルチ施用されており、2番目の場合に該当しているように思われました。

ともあれ、きれいな花でした。特に内側の濃い紫色が印象的でした。

 

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「大蛇退治伝説」と「ゆずりは農道」

2015-07-28 21:59:41 | 写真・花

20日ぶりに田舎へ帰ってきました。
途中、前から気になっていた場所に初めて立ち寄ってみました。
なんと、「日本書紀(720年)」に記載されているという伝説の池がありました。




国道54号線の八千代町上根交差点から、白木町へ抜ける「ゆずりは濃道」を少し進んだ地点です。

クリックしてみてください。
「日本書紀」に記載されている大蛇退治伝説の大蛇の発祥の地だそうです。
「芸備通誌(1825年)」にも、「国王ヶ池その底はかり難し、大沢にて大蛇の棲むところなりし」とあるそうです。



池のすぐ側に「ゆずりは農道竣工記念碑」が設置されていました。その後に大きなユズリハの木がありました。


ユズリハにこんな実がなることを初めて知りました。


石碑の後がユズリハで、その左後が「国王ヶ池」です。


右の道路が安佐北区白木町志路方面につながっている「ゆずりは農道」です。
この場所は、カーブの変則四差路となっており、止まりにくくて、いつも素通りしていました。


平成5年に竣工した「ゆずりはトンネル」です。
約200メートルの長さのトンネルで、真ん中が安芸高田市八千代町と安佐北区白木町の境界です。
白木町井原で県道広島三次線とつながっています。


「国王ヶ池」は、付近一帯の田圃が深田だったという証に(深い池が)残されているようです。
その昔、土地の人々が深い田んぼと格闘していたことなどから、
大蛇伝説が生まれたようです。

「ゆずりは農道」の名は、この付近の山などでユズリハが多く見られたことから付けられたようです。
大蛇伝説とは全く関係ないようです。

ユズリハの名の由来は、若葉が伸びてから古い葉が落ちることからきているそうです。
これを、親が成長した子どもに後を譲るのにたとえて、おめでたいとされているのだそうです。
こうしたことから古くから正月飾りに使われているとのことです。



今日、田舎ではマクワウリ、ゴーヤ、ピーマン、シシトウ、ナスを収穫しました。ナスは不作でした。
4時間余りかけて草刈りもしました。いい運動になりました。

 

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ナンキンハゼのその後

2015-07-26 20:50:35 | 写真・花

月前(7月12日)、「ナンキンハゼの不思議」という記事をアップしました。
今日、そのナンキンハゼのあった近くを通ったので、見てみました。
どちらにもちゃんと実がついていました。


この写真は7月12日に写していたものです。

ナンキンハゼは、雌雄同株、雌雄異花だそうです。
7月頃総状花序の花を付け、その先の方の大部分が雄花で、基部に数個の雌花を付けるそうです。


当時、手前の木の花は、こんな状態で実が付き始めていました。


同じ木を今日写したものです。花殻(雄花)は散り、実はこんなに大きくなっていました。



こちらは最初の写真の向こう側の木で、当時、花はこんな状態でした。
雌花があるはずの部分には実は付かず、再び花房らしいものが伸びていました。


これは今日写したものです。
当時付いていた花殻(雄花)は散り、新たに伸びていた花房に実がついていました。
この木の花(実)は全て同じ状態でした。

この2本のナンキンハゼの木は、たぶん同じ時期に、同じ種類が植えられたものと思われます。
なのに、木によってなぜ2回も花房をつけるなど、こんなに違った実の付き方をするんですかね。
自然界には不思議なことがあるものですね。?? 理由は分かりませんでした。

ところで、調べていて、ナンキンハゼ(南京黄櫨)の名の由来などが分かりました。
名は、中国原産であり、ハゼノキと同様に樹皮から蝋をとることにちなんでいるのだそうです。
熟した種子からも蝋がとれるそうです。昔は大活躍したようでした。


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